活動データ
タイム
14:30
距離
7.8km
のぼり
1417m
くだり
992m
活動詳細
すべて見る【エクストリームシリーズ第1弾・二日目】(※天候不良・視界がガスの為、写真は参考になりません) ・心配していた強風にならず、せっかくここまできたので予定通り進むことに。 【装備について】 ・「極力軽量化」 (→長帳場の岩場歩きをするのと、切り立つた崖を通過するのでバランスを崩すと命取りです。 パッキングはバランスが取れるように最小化が必要。) ・「ビバーク可能な内容で!!」 (→滑落したり救助を待つ際に、体力が低下して低体温症→死亡に繋がります。天候が悪いとヘリが飛ばず、救助に時間がかかったりもします。) (→「道迷いで夕暮れに突入」。 このルートではこのケースが一番可能性が高いのではないでしょうか。 一般的には予備日を設定された工程で歩かれていると思うので、慌てずにビバークして明るくなってから行動できるように。) (※私達の場合はアタック日に雨と風があり、体力を復活させる為に三の窓でツェルトを被り、ジェットボイルでお湯を沸かして休憩を取りました。ストーブを焚くことでツェルトの中が暖かくなり、濡れたアウターの乾きも早かったです) ・「ハーネス・ロープ・スリング・カラビナ」について。 →ロープは10mを携帯。ハーネスを装着しました。 ハーネスは北方稜線では今回利用機会なしでした。 が、劔山頂からの下りで雨が本格的に降ってきた際、セルフビレイをする為に使用。 カニのヨコバイとか通過しましたのでね。 (滑落事故を起こして「これだから中高年登山者は!」とかって言われたくないので(^、^;)) ・「ストック・ピッケル・アイゼン」について。 →池ノ谷小屋さんのホームページに、小屋番さんが歩いてみた情報がupされています。 それを参考に、あとはYAMAP・ヤマレコなどの山行記録を読み漁り、この時期の必要装備を考えます。 今回は私は「チェーンスパイク、ストック」tbfセンパイは「軽量ピッケル(200gしかない!)・10本爪軽量アイゼン」を使用。 →「チェーンスパイク」は、草付きの斜面を歩いたり、ガレた砂地斜面を歩くのに役立った気がしています。夏道でもずっと付けていました。 【地図・GPS・YAMAPログ・ヤマレコmapログ・先行者さんの体験記を印刷した資料】 ・ルートファインディングの為、多種用意しました。 ・実は…YAMAPログは、バリエーションルートでは使えず…(泣) ヤマレコmapの「匠達の足跡が残る機能」で、大分助けられました。 ●「オレンジ色の大枠から外れていなければ、方向は合っている(写真参照)」、 ●「迷い易い場所が事前に目視できる」。 実際の登る手掛かりにはなりませんが、行き詰まりを感じても、焦らず枠内で手掛かりを一生懸命探すと道を発見できました。 (※先行者さんの体験記も全てを信じる訳にはいきません。写真は晴れていて見えるものが、今回の様にガスだとまったく見えません。 総合的判断でルーファイしました) 【三の窓にテントを3.4張広げれるスペースがあります】 ・体験記を漁ると、ここで幕営している登山者さんの話しも出できます。 tbfセンパイは三の窓雪渓を登り上がってからの北方稜線経験者。 (゚A゚;)ゴクリ あの雪渓を登ってくるなんてすご😱 【石は信じない】 ・石は、崩れます。砂礫の雪崩れがおきます。 なんとか動かない岩を探してホールドにします。 小窓雪渓渡りの途中から雨が。 ただでさえ脆い岩場なのにぃ(@_@;) 雨で岩が濡れて滑りやすいです。 焼石岳の麓・風呂沢や枯松沢で、脆い岩登りや水に濡れた岩場を経験していて良かったです…。心構えができます。 【旧鉱山道跡でも道迷いあり】 ・大半のかたが暗いうちに出発すると思います。 「道」は複数に分岐していて迷い易いです。時間があるなら前日に下見をしておくことをオススメします。 小屋のすぐ近くでも道を確定できず、タイムロスしました。 暗いからホントにわかりづらい。 【ハイマツと格闘!】 ・色々準備しても少しの見落としでルートを外れてしまいます。 私達もハイマツとの格闘を経験してしまいました。 すぐにリカバリーできる体制があるから安心なんですけどね、30分ほどロスタイム。 【劔山頂からどのコースで下るか】 ・早月尾根を下るほうが、足に負担がかからないと思いました。 (前日、限界ぎりぎりの早さでがんばった足👣ちゃんは、かなり疲労しています。) ・今回は別山ルートだから、下りもハラハラ(@_@;) …一体誰が「雨の劔岳」を下山すると予測できたでしょうか…😢(泣) (センパイは過去に何度か経験ずみ😅 サッスガ〜(;^ω^)) ・カニのヨコバイはセルフビレイ取りました。雨で岩がツルツルです。 【すぐに再チャレンジしたくなる】 ・ガスや雨で天候が悪かっただけに、「もう一回!」っておかわりしたいルートでした(๑•̀ㅂ•́)و✧ ただし、やはり人を寄せ付けない厳しさがあるルート。 裏劔にもっと慣れ親しみながら、何度も歩いてみたい道だと思います✨ 【劔沢小屋で2泊目】 ・朝食は自炊にしました。 食堂で木製のストーブ下敷きを借り、その上で作成。 お湯は食堂のポットに入っているものを自由に使ってよくて、助かりました(*^^*) ・シャワーも使える♪ 立山界隈にはみくりが池温泉もあるし、剣山荘でもシャワーあるし、池ノ谷小屋でもごえもん風呂に入れたし…😊✨♪ 衛生的な登山ができて、女子としては嬉しいエリアです♪ ・部屋割は相部屋で、6人用を3人使用で利用させて頂きました。 平日だからすいてる♪♪♪
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