活動データ
タイム
09:46
距離
5.0km
のぼり
586m
くだり
1202m
活動詳細
すべて見るいよいよ今回の山行の大核心部ジャンダルムに向け出発です。 狭い寝床でろくに寝られず、4時に起きると何と雨(>_<) 空は明るいから期待は持てそう。 だが、山荘をでる人たちはもう下山すると言う方が大半。 でも粘る、粘ること3時間、ようやく雨が上がってくれた。 ジャンに行くかは奥穂に着いて岩が乾いているか見てから決めようとまずは奥穂を目指す。 奥穂に着くと最高の天気!絶景です♪ しかし、頭の中はジャンでいっぱい。 ジャンを見ると頂上にたくさんの人が。これは行くしかないなと! 奥穂山頂の祠に賽銭を入れ無事通過できることを祈願する。 奥穂から少し先に進むとすぐに別世界! 踏み跡の無い苔の付いた緑の岩の景色が広がり、ジャンが目の前に。 そしてすぐに難所の馬の背が現れる。馬の背というよりゴジラの背中という感じ。 細く切れたった岩場に足がすくむ。 ルートのマークが最低限しか記されていない為、こまめに先のルートを確認しながら進む。 ロバの耳を巻き、ジャンを西穂側にトラバース。 浮石、不安定な岩に手を掛けないよう登っていくと、目の前に天使が! 着いた! 登山を始めた頃には、聞いたこともなかった。 初めて名前を聞いたときには、登ることを想像もしなかったジャンダルムに登頂する事ができて大感激。 時間があれば何時間もここに居たいが、スタートが3時間も遅れているので下り始める。 すると、ロープを肩にかけた青年が山頂で写真を撮ってくれというので再び山頂に。 せっかくなので自分も天使との2ショットを撮ってもらう。 彼は懸垂で北壁を下るというのでそこでお別れ。 馬の背を超えたら怖いところはないと言われていたが、西穂に着くまで怖いところだらけ。 緊張で口はからっからに乾くは、おなかは痛くなるは。 緊張でおなか痛くなるなんて何十年ぶりだろう… ここは一歩間違えれば大惨事とはよく聞くが、間違わなくても大惨事になりかねないルートだ。 大キレットも北穂から奥穂のルートも怖いと思わなかったが、段違いに怖かった。 ロープウェイの最終日には間に合わないので西穂山頂から西穂山荘に宿泊の予約を入れる。 気持ちよく迎え入れて頂いて、温かい食事をいただき、一人一枚の布団で疲れきった、心と体を休めることができた。 参考コースタイム 8時間15分
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