次郎笈の山頂はガスがかかっている。 戻る 次へ

三嶺‐剣山縦走 2日目の写真

2019.09.16(月) 11:31

次郎笈の山頂はガスがかかっている。

この写真を含む活動日記

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13.3 km

1022 m

三嶺‐剣山縦走 2日目

剣山 (徳島, 高知)

2019.09.16(月) 日帰り

  昨日の夕方からの強風とガスで、夜空を堪能する予定が全くできず、ずっとテントの中。前日に1時間半しか寝てなかったこともあり、何度か目が覚めたが、結局夕方の6時ぐらいから、朝の5時すぎぐらいまで寝てしまった。これで、寝不足は解消できた。  ご来光もテント泊の楽しみだったのだが、朝もガスっていて、まったく見えず。5時過ぎに3人が申し合わせたようにテントから出てきて、朝食はテントの中で食べ、その後、強風なので、テントの撤収を協力して行うことにした。朝食は、火を使わずに、パンなどで済ます。テントは結露で濡れていたが、雨は降っておらず、風に気を付けながらテントの撤収。  7時に、白髪避難小屋前を出発。ガスの中進む。気温も低く、昨夜のレインコートを着た状態でスタート。今日は、尾根道を行くので、そこまでのアップダウンはなく、進む。すぐに平和丸1700.8mに到着。まだ、ガスっていてちょっと残念。さらに進むと、少しずつ日が差してきて、時々遠くが見えるようになってきた。そんななか、なんとも幻想的な風景。林の向こうに太陽が出て、光の帯に見えた。そして、その逆側には、ブロッケン現象も。なんとも素敵な光景だった。そのうちガスもなくなり、遠くまでしっかり見えるようになった。これがまた、素晴らしかった。笹原の中、気持ちよく稜線を歩く。昨日登った三嶺山もしっかりと見える。  風はやや強いが、これが涼しくて気持ちよい。時々、振り返って、来た道を見るがよく、あそこから歩いてきたなあと思う。一歩一歩の積み重ねで結構な距離進める。  高ノ瀬に到着。ここは、標高1742.8m。ここで、しばし休憩。  下りに入る。ところどころ紅葉になりかけているような場所もある。丸石避難小屋に到着。本日もやや早いがここで、昼食。今日のメニューは、昨日と同じく少しの水の中へパックのお米を入れ、その中にレトルトのカレーを投入。これがなかなかうまかった。  再び先へ進む。稜線は本当に美しい。丸石に到着。ここも標高1688.8mと結構ある。  山頂は雲の中に隠れているが、次は、次郎笈(じろうぎゅう)1930mをめざす。ここは急登。重いリュックだが、トレッカーさんにポジションを教えてもらい、昨日よりは随分肩が楽になった。それでも登りはやはりきつい。ゆっくり、ゆっくり登る。午後1時半ごろに到着。ここも残念ながら、登る直前までは晴れる時もあったのだが、山頂はガス。少し待ったが、変化なしだったので、今回のラスボス 剣山を目指す。いったん下りて、再び登るのだが、今回の最終目的地でもあるので、疲労からきつかったが、なんとか山頂到着。ここも、最初はガスっていたが、瞬間瞬間、晴れて、満足。達成感ありあり!!  下山開始。下山途中、なんと、山好きの義父とばったり遭遇。すごい偶然。これから登り、山小屋泊だそうだ。  下山後、車をとりに行き、その後、温泉に入る。やまぼけさんとはここで、お別れ。  その後、夕食。トレッカーさんお勧めの店「一鶴」に連れて行ってもらう。これがうまかった。  帰りは、疲れから途中のSAで仮眠をとったらなんと、12時になっていた。結局益田に到着したのは深夜の3時。疲れたけど、ものすごく充実した2日間となった。テント泊は面白い。ただし、軽量化を考えないと結構大変ということがよ~くわかった。