薬師岳、黒部五郎岳で寸止め登山

タイトルにある“寸止め登山”とは山頂手前で引き返すという山頂を踏まない登山のことです。 毎年、この時期にまゆやんと遠征を企画します。 今年は北アルプスの裏銀座あたりをターゲットに計画。 しかし今回は意見が分かれてしまいました。 私は５日間かけて折立登山口から薬師岳、雲ノ平、鷲羽岳、黒部五郎岳、そして折立登山口に戻る提案をした所、長過ぎるということで却下されてしまいました。 まゆやんの代案は折立登山口から太郎平までは同じですが、太郎平小屋をベースに薬師岳と黒部五郎岳にそれぞれピストンをするというもの。 利点は小屋に要らない荷物をデポして行けるという点。 確かに最小限の荷物だけであればかなりの軽量化は望めるのでコースタイム以上のペースで歩ける可能性は出てきます。 そして今回はまゆやんの意見を優先して折立登山口で前泊、２泊３日の工程で薬師岳と黒部五郎岳を目指すことになりました。 しかし以下の事をまゆやんはあまり意識していない(笑) ・太郎平小屋から黒部五郎岳までの往復10時間、途中トイレ・水場がない ・黒部五郎岳の往復は行きも帰りもほぼ同じコースタイムである。 ・私が最近調子が良いのと、その私を最近煽ってくるまゆやんを見ているので私が超楽観的である。 寸止め登山の始まりです。 ※足の小指の骨折は触ると痛いですが、歩くのには問題ない程度まで回復しました。 この登山の前日に診察を受けて登山することの許可は下りました。