活動データ
タイム
31:05
距離
44.1km
のぼり
3017m
くだり
3016m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る登山人の憧れの槍ヶ岳 未踏のピークを北鎌尾根から挑戦しました。 結果4人幸運にも怪我なくピークを踏めました。 ______________ 穂先に多くのハイカーが笑顔で喜びあっている姿を見た時、安堵と達成感がこみ上げてきます。 4人で固い握手をし、記念撮影で笑顔笑顔笑顔😀 また忘れられない思い出が増えました。 ★1日目 9/14 晴れ 3連休は天気予報が晴れ☀️とあって上高地は大勢の人。バリルートの北鎌尾根も混雑気味。ルートは上高地/横尾/ババ平/水俣乗越とここまでは登山道で6時間要す。乗越から道標が記されていない北側に降りて、いよいよバリルートへ。せっかく2460mまで登ったが、1880mの北鎌沢出合まで下る。ゴロゴロ石に足取られる為怪我無きよう注意した。北鎌沢出合に居た方によれば北鎌のコルに向かったパーティは我々で少なくとも8つ目と。テントは北鎌のコル(2480m)に2から3張り、そこから100メートル上がった所に2張りであり、先行7組の張り数次第で最悪は天狗の腰かけ(2749m)まで行く必要がある。しかし日没と疲労を考えると北鎌沢出合から腰かけまでの標高差870mは極めて困難と思えた。 実際は北鎌のコルは計3張りで満席。これは予想通りと思いつつ次の2600mを目指す。2箇所のうちコル側が1張り、その先30mが幸運にも空席で2張りを強引に張る。就寝中にテントが滑落しないような位置とした。時刻は17:30とまだ明るく設営は容易だったが、ただただ幸運であった。北鎌沢右俣を登坂中に北鎌のコル上空でヘリの救助があった。相方と思われれる方が自力で北鎌沢出合まで下る途中に我々と遭遇した。彼らが先に張っていたら、天狗の腰かけまで登る必要があった。搬送された方の症状は分からないが無事を願い、空席のテン場に感謝した。 (天候が良く、連休であればバリルートでも入山者は多くなる。テン場確保が課題。翌朝5時に我がテン場を通過した方によれば、北鎌沢出合にも多くのハイカーがビバークしていたと言う。) ★2日目 9/15 晴れ 6時間で槍ヶ岳到着を見込み5:30に出発。天狗の腰かけに到着した時ソロの女性が出るところだった。後にこの方とはルート上で4回も顔をあわす。(独標、小ピーク、槍ヶ岳基部、槍ヶ岳ピーク)彼女は3回目の北鎌尾根でソロは2回目。横尾で1泊、朝5時出て2泊目が天狗の腰かけ。ザックは40リットルとコンパクト。シュラフは持たずシュラフカバーとダウンのウエアで我慢との事。経験がなせるわざである。 天狗の腰かけからの独標は雄大。バックの青い空はエッジを強調する。ここからは槍はまだ見えない。独標までは有名なコの字を通る右巻きからアプローチし、通過後に直登。独標からゴジラの背中のような長い稜線の先には槍ヶ岳がはっきりと見える。360度のパノラマも圧感であった。 ここからは尾根通しを心がけたが、知らずに巻いている場合もあった。ルーファイが大切と聞いていたが思うようにならなかった。ログをDLしていたが拡大に限界があり当てにならない。10:30槍ヶ岳基部に到着し小休止後に最後の直登。ハイライトの最後のチムニーをクリアして穂先の祠を見る。達成感が半端ない。メンバーに感謝した。苦しい挑戦であったが2回目もある。 13時 殺生ヒュッテにてテント張り🏕 3日目は上高地まで降り、白骨温泉で疲れを取って帰京。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。