60/60 金銘水泊「経塚山」

節目の登山。 山岳部員だったくせに岩手の山の事、全然知らなくて手に取った本。 やっと周り切りました。 しかも去年からやってみたかった山小屋泊で！ 55㍑のザックにシュラフや3食分の食料をパンパンに詰め込み、いつもより5kg増し。 でも重さよりもワクワク感が足を軽くしてくれます。 小屋泊と登頂の二つを叶えるために夏油口ではなく、中沼口からのコースとしました。 心配した尿前川の渡渉は和賀川渡渉より川幅も無くて難無く通過。 金銘水までの道も和賀岳の登り返しよりキツイ坂が何ヵ所かありましたが、緩急や岩場、痩せ尾根等など変化があって前へ前へと後押ししてくれます。 暑すぎないのが何より。（やっぱ私は蒸し暑いと駄目っぽい） 途中から金銘水手前までは沢登りのような道でしたが、何とか12時前に小屋に到着。 ここでお昼ご飯を済ませ、荷物を置いて経塚山に向かいます。 往復3時間ちょっと。 サブザックに飲み物と防寒着。 途中からガスが出てきて少し残念でしたが、荷物が軽いと足取りも軽い。 今日は下山する必要はないので気持ちも軽い。 午後3時には小屋に戻ってゆっくりと過ごせました。 東焼石経由で戻ろうかとも思いましたが、欲張り過ぎは厳禁と翌朝8時過ぎに小屋を出ます。 尿前川河原でゆっくり過ごし11時過ぎに下山。 温泉に浸かり自分へのご褒美の一人焼肉。 ソロで向かう初めての小屋泊、不安いっぱいでしたが小屋でご一緒した方々からの差し入れや励ましに救われました。 こんな登山、またしたいなぁ。