御嶽山★慰霊登山

2019.09.15(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 15
休憩時間
1 時間 49
距離
13.9 km
のぼり / くだり
1533 / 1532 m

活動詳細

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2014年(平成26年)9月27日11時52分に発生した御嶽山(標高3,067m)の火山噴火からはや5年。 ほぼ同じ時期の同じような時間帯に慰霊登山を兼ねて登ってきました。 噴火警戒レベル1の段階で噴火したため、火口付近に居合わせた登山者ら58名が死亡した、日本における戦後最悪の火山災害。 いまなお、噴火により二の池は火山灰が堆積してほとんど埋まり、山の斜面には噴火で飛び散ったであろう岩や石が堆積して崩れているところもありました。 期間限定で剣ヶ峰まで通行可能になりましたので、濁河温泉からのアタック。 非常にのぼりやすい、整備された山で、テクニカルなところはほどんどありません。 五の池小屋は雨がふって頂上までいけなくても、小屋で滞在しているだけで楽しめるというコンセプトで作っておられます。 手作りピザ、シフォンケーキが名物。 お泊りでまったりするのも贅沢な時間の使い方だとおもいます。 ワインに薪ストーブに燻製などおいてあり楽しめそうな綺麗でおしゃれな山小屋。 お店の方も気さくですごくいい雰囲気です。 そこから少し上がったところにザックをデポし、いざ剣ヶ峰へ。 ヘルメットをかぶり、水分だけもってのぼりましたが、そこからが長く、標高も高いためなかなかハードで予想以上に時間がかかりました。 五の池のコバルブルーが本当にキラキラ輝いていて、天気もよく、遠くは岐阜側からの三ノ峰、別山、白山、笠ヶ岳などが一望できました。 登山口がすでに1500メートルほどあるため、お手軽にアクセスよく3000メートル級の高山が楽しめます。 ここならリピしたい、とってもステキなお山。 献花とお線香、献金をして鎮魂の祈りを捧げ、火山灰で埋まってしまった池を見て衝撃をうけましたが、それでも時間が経つにつれ、登山客も増え、山小屋も努力して、復興の工事も行い‥ 忘れてはならない怖くて悲しい出来事ですが、これを教訓にし、乗り越えていこうとする力もまた感じられた感慨深い登山となりました。

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