小秀山-2019-09-15　足首を痛めて苦戦

小秀山は御岳を眺めるにはもってこいの山。天気も良さそうなので、９月１５日（日）に登山をしました。自宅を４時に出発し、登山口の乙女渓谷キャンプ場に６時１５分着。準備をして３５分に歩き始めました。 この山に至る登山道は二つ。乙女渓谷からすぐ取り付く二の谷コースと渓谷からしばらく林道を歩いた後に取り付く三の谷コース。滝巡りを楽しみ、岩場をよじ登る二の谷コースから入り、三の谷コースを下山する方が大半なので、私もそれに従いました。 二の谷コースは、キャンプ場の管理棟の手前に登山口があり、立派な案内板があります。橋を渡り、初めのうちは渓谷の上を歩きやすいように整備された木道が続きます。整備されてから年月がかなり経過しているらしく、所々、板が傷んでいます。ピンクの派手な蛍光ペンキが目印に付けてありますから、そこは注意して通過します。 一番見応えのある夫婦滝を過ぎると本格的な登山道となり、カモシカ渡りは完全な岩場。やはりこのルートを下りで使うのは、考え物です。かなり危険性が増します。三の谷コースとの出合まで３時間。その先、小秀山山頂まで１時間３０分ほど。 三の谷コースと出会ってから、御岳が何回か顔を出します。山頂までくっきりと見えて期待が高まります。山頂には新しい避難小屋があり、ルートから何度も小屋を確認できます。避難小屋にたどり着き少し東に足を進めると山頂です。あいにく、御岳の山頂はガスがすっぽり覆っていました。 山頂からは中央アルプスの山並みがとてもよく見えます。南アルプスの南部の山並みも見えますがこちらは、ガスがかかって少し残念。２週間前に途中まで登った奥三界岳、そして恵那山も見えます。白山はガスの中。 下山の途中、右足首が痛み始め、しだいに痛みは本格化してしまいました。二の谷、三の谷のコースが分かれるあたりから痛みはひどくなり、普通の方の半分以下の速度で、足をだましだまし下山しました。痛みがひどくなり、２０分ほど歩いては５分休憩という感じで、登りと同じだけ時間をかけて、なんとか車まで戻ることができてほっとしました。 自覚症状はなかったのですが、どこかで足を軽くねんざし、それが痛みにつながったのだと思います。４０年以上前、一度だけ、ひどくねんざしたことがあります。あまりの痛みに１時間くらい動くことができなかったことを思い出しました。確かあのとき、右足首を痛めたはず。今回も同じ右足首。くせにならないように、今後の登山は、十分な注意をしていこうと思います。湿布をしてまる一日が経ち、痛みはかなり引いたのが幸いです。