活動データ
タイム
09:36
距離
7.7km
のぼり
1850m
くだり
540m
活動詳細
すべて見る連休は長めの縦走に出ようかと企図したが、途中天候が崩れそうな予報。雨だとすぐに気持ちが折れる弱虫は晴れ間を探して鳳凰三山へ。前回は夜叉神(カッコいい地名!)から青木鉱泉へのルートだったので、今回は御座石温泉から鳳凰小屋で幕営するピストンで自己アーカイブを更新する。 高速飛ばして5時過ぎに駐車場に到着、先着は6台。ちょっと仮眠してスタート。 温泉館に入山届を提出。朝の山は気持ちがいい。少しひんやりした空気はまだ秋ではないものの、秋めいてきたという表現が適当な爽やかさ。鳳凰小屋まで5.5時間のなかなか歩き応えのあるルート。 燕頭山までの道のりがとても長く感じられた。15kg超のザックが寝不足の体にこたえる。真夏だときついだろうな。そろそろ大好きなキノコのシーズンなので、あちこちで色んなのが顔を出している。珍種を発見するとテンション上がる。 テント場が満杯になることが心配で早めに到着したが、鳳凰小屋は大盛況。大勢が張れるようテント位置は指定される。幸いまあマシな所に張れた。幕営料¥1000とややお高め。水場で湧水をがぶ飲み、正真正銘の南アルプスの天然水、美味しい! 三山のうちこの日は地蔵岳、オベリスクへ向かう。急勾配の砂地は蟻地獄に落ちた蟻の気分にさせてくれる。この日下ろしたばかりの登山靴が砂に塗れる。ここの傾斜は本当にきつい。 白砂が広々とした地蔵岳からは甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳など南アオールスターが一望できる。実に個性的な山頂。オベリスクにも行ってみよう。クラックを手掛かりにフリークライミング気分。トップまではどうやら登れそうになく、一段下のくぼみで休憩。風もなく最高の天気で、北岳に掛った雲の晴れ間を待つうちにうとうとと寝てしまった。 金峰山の五丈岩もそうだが、どういう自然現象でこんなに高い山のてっぺんに印象的な岩ができるのか。本当に不思議。 戻ってみるとテント場がすごいことに。立錐の余地もないとはこのことか。まあ好天の連休なのだから仕方ないね。近所のテントで大声で宴会している騒音を耳栓で塞ぎ、早々に寝袋へ。翌日は観音岳、薬師岳を縦走する。
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