島々谷クラシックルートから行く霞沢岳

「岳人」の特集で見た島々谷クラシックルート、なんか言葉の響きに惹かれ、会のメンバーを誘って行ってきました。 ４０年以上前にも行ってますが、その時は単にバスがもう入っていない時期に蝶、常念に行こうと、仕方なくここから徳本を越えたので、島々谷の記憶は全くありません。 今回は純粋にここを楽しもうというものです。 島々谷ではサルや日本カモシカに出会え、独特のコケなどの落ち着いた緑が美しく、とても快適に歩くことができました。 峠の小屋のテント場は大賑わいでしたが、さほど人が多いという感じはなく、テーブルで暗くなるまでまったり、べったりとしてました。 霞沢岳へはなかなかの急登の繰り返しですが、前穂から西穂への眺望と、乗鞍など南側の山々の眺望が美しく、あまり疲れは感じません。 でも徳本峠への戻りは、強烈な下りと意外に長い距離、そしてこの日は暑かったので、最後は結構ヘロヘロになり、きつかったです。 テントを撤収してから明神へは、とにかくもう下るだけなので、重力のおかげでなかなかの勢い、上高地まで１時間半くらいで行ってしまいました。 しかし残念なことに上高地はものすごい数の観光客、バスに乗れるまで２時間もかかってしまい、結局帰宅は２６時前。途中眠くて、運転はきつかった。