活動データ
タイム
04:42
距離
8.2km
のぼり
603m
くだり
601m
活動詳細
すべて見る本来年内の予定はなかったのですが思う処あって思い切って乗鞍岳に行ってきました。 ご来光目的でバスの予約をしたので運試しです。 バスタ新宿(22:55)~平湯温泉バスターミナル(03:20) 平湯温泉バスターミナル (3:50)~乗鞍山頂(4:40) 結論から言ってしまえば、最高のご来光でした! 天気は上に雲一つない快晴、眼下には一面の雲海。 登山目的での遠出はだいたい曇りか雨の私にとって、ここまで最高のコンディションは初めてかもしれません。 ●畳平~大黒岳 高地に慣らす為、バスターミナルでトイレに行って行動食を食べてからスタート。 天気がよく空には月が浮かび、東の空はほんのり明らみ始めていました。 のんびり鶴ヶ池を回って大黒岳へ向かっていると、対岸にバスが5台ほど到着。 道が混み始めそうだと急いで富士見岳と大黒岳の間の鞍部まで行ったところ、 いっきに視界が開けて一面の雲海が。 雲海から見える名峰に感動し写真を撮りまくってしまい、完全に出遅れてしまいました。 大黒岳へは急ぎ登りましたが、登山道はやや渋滞気味。 それでも大黒岳頂上に着いた時にはまだ日の出前でセーフ。 頂上からは北アルプスの山々が見え、またまたテンションアップ。 そうしているうちに日の出を迎えました。 あれほど多くの人が同じ方向を見ている状況はまるで富士山みたいです。 ●大黒岳~富士見岳 団体さんを避けてスタートしましたが、下りは日の出を見終わった人で渋滞。 大黒岳を下りきったら次に目指すは富士見岳。 こちらは大黒岳より傾斜が急で舗装されていない為、軽装の人は少な目。 それでもこれだけコンディションのいい登山日和。 やっぱり軽く渋滞になりました。足元はザレており少しだけ滑りやすさありです。 頂上はこちらも大展望。今から向かう剣ヶ峰方面へのやる気を掻き立ててくれます。 ●富士見岳~肩ノ小屋 富士見岳からの下りはやや混み。 下りきってから肩ノ小屋までが道幅が広く混雑しない貴重なゾーン。 山と高原地図には気象観測所のある摩利支天岳(の手前)までの道が書いてあるのですが、 ロープが張られて立ち入れない状態でした。 肩ノ小屋までは剣ヶ峰を望みながら歩ける為、気分も高揚。 肩ノ小屋が実質登山口です。 肩ノ小屋でもトイレは有料で借りられるようですので、ここで一息ついて登り始められる方も多いようで、多くの方が休まれていました。 肩ノ小屋から少し離れたところにも公衆トイレのようなものがありました。こちらは水なしです。 ●肩ノ小屋~蚕玉岳~剣ヶ峰 登り始めると直ぐに担架で運ばれていく方を見かけました。高山病でしょうか? 気が引き締まります。 足元は火山特有のザレ場で標高が高くなってくるとゴロゴロしてくるのは他の山と同じ。 何度か九十九折を繰り返し、蚕玉岳(こだまだけ)まで標高をあげるといっきに開けて 西側の展望もきくようになります。 遠くに白山も見え、その高さが実感できます。 最後山頂までは頂上小屋方面からの東側ルートと蚕玉岳から直登する2つのルートに分かれます。 どちらからでもいけますが、頂上小屋からのルート(下りで使った)の方が少しだけ足場がいいように感じました。 ●剣ヶ峰 登って直ぐに見える御嶽山。本当に見事です。 火山の怖さもありますがいつかは登りたい、そう思わせる姿でした。 頂上は西には白山、北には穂高や立山といった北アルプス、 南は中央や南アルプスという風に360°全方向の展望がききます。最高の景色です。 頂上の乗鞍本宮で参拝し、しばし休憩。 東側の雲海から遠く見える山はよくわかりませんでした。 今思うと、浅間山とか見えていたのかもしれません。 とにかくすごいところに来ちゃったなぁと物思いにふけっていました。 ●剣ヶ峰~下山~魔王岳~畳平 当初8時50分の畳平発のバスで戻る予定でしたが、早く下りても時間を持て余すだけだし、 9時50分のバスへ予定変更。 その為、下山もゆっくりです。頂上でゆっくりした分、下山も人の多い時間帯とかぶりましたが、バスも遅らせた為、焦らず気持ちよく下りれました。 余裕のある計画を立てると同じ道でも違った感覚になるものですね。 麓まで下りた後には御花畑を見ようと思ったのですがあいにく通行止め。 それならせっかくだから魔王岳にもと考えたのですが、 今度は9時50分のバスに微妙な時間になりました。 でもせっかくだからと一度畳平通り抜け、急ぎ魔王岳へ。 気持ちが焦っている事もあり、登りは今日一番息が切れたかもしれません。 それでも魔王岳から見える北アルプス方面の景色には癒されました。 時間があればここでお昼にしたいくらいです。 魔王岳から畳平まで下りて、今回はここでゴール。 乗鞍本宮中之社でご朱印をいただき(このいただく時間が見えなかったので道中焦ってました)、9時50分のバスで平湯温泉まで戻り、平湯温泉街を散歩して、最後にひらゆの森でゆっくり疲れを癒しました。 しかし、帰りのバスの中央道の渋滞でまた疲れてしまったのはお約束。土日の中央道上りは仕方ないですね(^_^;) 本来今年の予定にはなかった山行ですが、天気にも恵まれ、これまでにない最高の景色を見る事が出来て最高の山行となりました(^^)
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