悪夢の山行。 むしろ修行。 本に書いている歩行時間は信じてはいけない。 掲載されている写真もいつのものだか分からない。 下調べや勉強不足も祟り、まさかの遭難寸前。 近くのショップのお姉さんに聞いたら、やはり初めて登るには覚悟がいる厳しい山との事でした。 高低差1,124mってだけでまぁまぁですが……。 途中までは良かったものの、道が無い、ほぼ崖、ガスガスだから滑る湿った土と苔むした岩、滑る泥の足幅程度のトラバース道で、左は落ちたら死ねる崖。 ピンクマーカーは所々木の枝が折れて足元に転がっているから、踏み跡がはっきりしない所は超道迷い。 遂に日が暮れ、ヘッドライト頼み。 ブラダイのスポットに感謝。 無いと、確実に遭難。 水もあとわずか。 頼みの綱のYAMAPのGPSは微妙にズレるため、尾根沿いの道を歩こうとしても谷に迷い込ませようとする。 地図読み、再勉強します。 登りも厳しかったですが、下りも厳しかったです。 8時間ぐらいで帰って来られる方、凄いわー。 スマホの充電器は必須……持っていて良かった。 山頂の充電器、この日、空でした。 相方にはホント、迷惑かけてしまい、謝りたい。 体力を付けないとなぁ。
7時過ぎ、まさかこんな登山になるとは。。。
橋。結構渡ります。地元有志の方々のおかげで保たれています。
苔むした登山道。基本的に、ほとんどの岩は滑りやすいです。
機滝。ここまで約1時間。癒されます。
紅葉滝。
布引滝。ここまででも十分楽しめます。
玉簾。この美しさは、写真では表現できません。
名物?謎オブジェ……。
どちらに行っても、どっこいしょっとな。
滝を眺めながら鎖を頼りに。
どうしても千丈滝を見たい方でも無い限り、左に行った方が……。
千丈滝付近。女性や小柄な男性は苦労するかもです。道というより、土壁を登る感じです。
横から千丈滝。
この分岐に到着するまでに疲労困憊。ヤバい方は右の山頂ではなく、左の下りを選びましょう。
ガスガスの、もののけ姫の世界。
折れたポールを放置している不届き者が。T型I型一本ずつ、同じメーカーのもの。錆びて折れてます。メンテナンスはしっかりしないとね。
紫のカナブン。
黄色とターコイズの謎菌類。
青空が見えるとホッとします。
やっとのことで、こんにちは……な三角点。
7時間20分で到着。
充電器、空です……。
もう、最高のご馳走。
8時間過ぎに出発です。
ここまでの写真は、数枚です。 怖くて撮れないよ。 崖泥トラバース。
日が落ち、道迷いやらで写真どころではなかったですが、やっとここまで。あとは川沿いに下りますが……滑るんです。
生還。生きていると実感。八百万の神々に感謝。相方に感謝。
手を合わせて礼せねば。
この活動日記で通ったコース
赤星山-豊受山 周回コース
- 06:50
- 8.0 km
- 1183 m
- コース定数 27