山形小国町へ行くたびにいつも気になっていた上ノ沢沿いの林道。 しばらく林道工事のため通行止めであったが今年は入ることができた。 国道113号線の入り口からしばらくは舗装が続くが間もなく砂利道になり、しばらく進むと完成したばかりの白いコンクリート舗装となる。車では一部崩れた路肩に注意すればここまで来ることができる。 ここからは藪道となる。 今回は自転車できたが、その舗装終了地点に1台レンタカーが止まっていた。 自転車で藪道を行くと向こうからYシャツ姿の男性が歩いてきたので話を伺うと、埼玉から来てこの奥の長石採掘場跡地を見に来たと言う。坑口まではいけなかったのでドローンで撮影したとのこと。 しかし、体中に引っ付き虫を沢山付け汗だらけで、熊鈴やリュックもしないでよくこの藪道を行ったなと感心した。 やがて道は藪がひどくなり自転車に絡み始めたので徒歩で向かうと、間もなく開けた場所に出た。 鉱山跡地であったが更に藪がひどくなり写真を撮って戻る。昔は多くの人間がここで働いていたらしいが今はもう廃墟となっている。 ここから関川村と小国町舟渡をつなぐ女川道の尾根が見える。 林道に白い石がたくさん落ちているがそれが長石なのだろう。長石はセラミックに使用されるとのことであるが、小国町には東芝セラミックス(旧名)がある。 この採掘場から索道で荒川左岸の金丸まで採石を運んだとのことである。
白い石がたくさん落ちている。多分長石か。
小国町沖庭神社方向
上ノ沢
杉林からブナ林に変わる
完成したばかりの白いコンクリート舗装
小国らしいブナ林
新しいアスファルト道
舗装終了地点の沢
林道であるが藪道となっている
ここから歩く
藪も晩秋になれば落ち着くだろう。
長石採掘跡地
長石採掘跡地
長石採掘跡地
長石採掘跡地
すぐ脇の砂防ダム
見えづらいが建物の残骸がある。神社か。
砂防ダムの上流、正面が女川道の尾根で左側へ行くと蕨峠となる。去年通った道。
この時期は藪道を歩くと引っ付き虫がすごい
舗装終了部
ブナの巨木
荒川
荒川
八ツ口地区の荒川
荒川右岸前瀬地区
前瀬地区奥の林道