金峰山~大弛峠からピストン

2019.09.14(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 25
休憩時間
1 時間 21
距離
8.3 km
のぼり / くだり
564 / 559 m
1
31
34
20
30
24
29
29

活動詳細

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 奥秩父山系の百名山、金峰山と瑞牆山に登るため、関西から8名でやってきました。まず初日は金峰山。前夜発、甲府市近くの石和温泉の健康ランドで仮眠をとって、大弛峠へ向かいます。途中の金峰山荘までは車で。ここから乗り合いタクシーに乗り換えました。一人800円で長い川上牧丘林道の運転と駐車場の心配をすることなくやってこれるので、なかなか良いと思いました。  大弛(おおだるみ)峠は標高既に2365m。車で上がれる峠としては日本一の標高だとか。ここから稜線で金峰山に向かいます。標高差は230m程度ですが、途中に朝日岳という峰を越えるほか、凹凸がそこそこあって、累積の登りはYAMAP計測で600mほどになりました。  コースは、オオシラビソの林を登っていく稜線の道。苔がまるで北八ツや大台のようにきれいで驚きました。ときおり、オオシラビソが縞枯れ状に枯れたところからは南アルプス、やがて富士山が見えてきました。キノコも多く、いろんな色、種類が見られました。朝日岳からは八ヶ岳や北アルプス、浅間山、そして向かう先の金峰山が見えてきました。朝日岳からいったん急降下し、その後ゆっくりと登り返します。鉄山の横をかすめ、直角に曲がるところは山頂部の端。ここからの眺望は素晴らしかったです。この先は岩の上を歩いて金峰山最高点で、2599mあります。そこから岩を4mほど下って、金峰山三角点。さらに下っていくと、五丈石の下に着きます。何とも巨大な岩でした。裏にまわると、逆ハングを持ったとんでもなく厳しい岩でした。ここで昼食休憩を取り、ピストンで大弛峠に戻りました。このあと、甲府市の源泉湯燈屋さんで汗を流し、夜は韮崎に宿泊して翌日は瑞牆山に。

瑞牆山・金峰山 石和温泉の健康ランドで仮眠し、西関東道路、雁坂みち、県道219号線を経て金峰山荘前までやってきました。
石和温泉の健康ランドで仮眠し、西関東道路、雁坂みち、県道219号線を経て金峰山荘前までやってきました。
瑞牆山・金峰山 ここは柳平とも呼ばれていて、バス便もあるようです。
ここは柳平とも呼ばれていて、バス便もあるようです。
瑞牆山・金峰山 ここで、栄和交通の乗り合いタクシーに乗り換えました。一人800円で、大弛峠まで行ってくれます。35分ほど。
ここで、栄和交通の乗り合いタクシーに乗り換えました。一人800円で、大弛峠まで行ってくれます。35分ほど。
瑞牆山・金峰山 大弛峠に到着です。駐車場は既にいっぱいで、路駐もだいぶ下まで。タクシーで正解です。
大弛峠に到着です。駐車場は既にいっぱいで、路駐もだいぶ下まで。タクシーで正解です。
瑞牆山・金峰山 標高は既に2365mあります。自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠。さあ、金峰山に向けて出発です。
標高は既に2365mあります。自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠。さあ、金峰山に向けて出発です。
瑞牆山・金峰山 オオシラビソの森の中の尾根道を登っていきます。苔もいっぱいできれいです。
オオシラビソの森の中の尾根道を登っていきます。苔もいっぱいできれいです。
瑞牆山・金峰山 そしてこの森はこの季節、まさにきのこの森でした。行き帰りでこんなにいっぱい見ました。
そしてこの森はこの季節、まさにきのこの森でした。行き帰りでこんなにいっぱい見ました。
瑞牆山・金峰山 白根三山が見えてます。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。手前は早川尾根。
白根三山が見えてます。左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。手前は早川尾根。
瑞牆山・金峰山 その右には甲斐駒ヶ岳。摩利支天の形もよく見える角度です。
その右には甲斐駒ヶ岳。摩利支天の形もよく見える角度です。
瑞牆山・金峰山 南アルプス南部。左から聖岳、赤石岳、悪沢岳、荒川中岳。
南アルプス南部。左から聖岳、赤石岳、悪沢岳、荒川中岳。
瑞牆山・金峰山 そして、樹々の間からついに富士山です。
そして、樹々の間からついに富士山です。
瑞牆山・金峰山 一旦下って朝日峠到着。標高は2425m程度。まだ60mほどしか登ってませんね。
一旦下って朝日峠到着。標高は2425m程度。まだ60mほどしか登ってませんね。
瑞牆山・金峰山 視界が広がり、富士山はすそ野までばっちり。
視界が広がり、富士山はすそ野までばっちり。
瑞牆山・金峰山 南アルプスのほぼ全貌も見えてきました。
南アルプスのほぼ全貌も見えてきました。
瑞牆山・金峰山 山名入りで。
山名入りで。
瑞牆山・金峰山 仙丈ヶ岳です。カールも確認できます。
仙丈ヶ岳です。カールも確認できます。
瑞牆山・金峰山 ほぼ真北には、浅間山の姿です。手前は御座山。
ほぼ真北には、浅間山の姿です。手前は御座山。
瑞牆山・金峰山 東北東には甲武信ヶ岳(右端)。左端は、三宝山。
東北東には甲武信ヶ岳(右端)。左端は、三宝山。
瑞牆山・金峰山 ほぼ東には国師ヶ岳と奥秩父山系の最高峰・北奥千丈岳2601m。
ほぼ東には国師ヶ岳と奥秩父山系の最高峰・北奥千丈岳2601m。
瑞牆山・金峰山 足元には、コケモモの真っ赤な実。
足元には、コケモモの真っ赤な実。
瑞牆山・金峰山 間もなく、朝日岳の山頂に着きました。眺望ばっちりです。
間もなく、朝日岳の山頂に着きました。眺望ばっちりです。
瑞牆山・金峰山 朝日岳からの富士。
朝日岳からの富士。
瑞牆山・金峰山 富士をバックに、撮影に夢中のヤマノボラー。もちろん、いただき写真です。
富士をバックに、撮影に夢中のヤマノボラー。もちろん、いただき写真です。
瑞牆山・金峰山 そして進行方向に、目指す金峰山。右が山頂、左の尖がりが五丈石。
そして進行方向に、目指す金峰山。右が山頂、左の尖がりが五丈石。
瑞牆山・金峰山 あそこに登るんやっ!
あそこに登るんやっ!
瑞牆山・金峰山 一旦下って登りなおし、金峰山・山頂の一角に到着。八ヶ岳連峰。中央は赤岳。
一旦下って登りなおし、金峰山・山頂の一角に到着。八ヶ岳連峰。中央は赤岳。
瑞牆山・金峰山 八ヶ岳連峰全体を、山名入りで。
八ヶ岳連峰全体を、山名入りで。
瑞牆山・金峰山 頚城山塊の山々。中央左寄りに焼山。その右が火打山、妙高山。
頚城山塊の山々。中央左寄りに焼山。その右が火打山、妙高山。
瑞牆山・金峰山 どれがどれかようわからんと言われましたので、名前入り版作りました!
どれがどれかようわからんと言われましたので、名前入り版作りました!
瑞牆山・金峰山 北アルプスも見えてます。左から、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、唐松岳、白馬三山。
北アルプスも見えてます。左から、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、唐松岳、白馬三山。
瑞牆山・金峰山 こっちも名前入り版です。
こっちも名前入り版です。
瑞牆山・金峰山 山頂が近づいてきました。富士山の下に雲海ができつつあります。
山頂が近づいてきました。富士山の下に雲海ができつつあります。
瑞牆山・金峰山 金峰山の最高点は、この岩のあたり。2599mです。
金峰山の最高点は、この岩のあたり。2599mです。
瑞牆山・金峰山 三等三角点「金峰」、標高は2595.2m。土がある部分の最高位置でしょう。
三等三角点「金峰」、標高は2595.2m。土がある部分の最高位置でしょう。
瑞牆山・金峰山 五丈石。深田久弥は、「日本百名山」で、「五丈石は高さ十五米もあろうか。近寄れば突兀とした大岩だが、望遠では眇たる一突起で、左右にゆったりと稜線を引いた美しい山容の均衡を破るほどのものではない。」と書いてます。
五丈石。深田久弥は、「日本百名山」で、「五丈石は高さ十五米もあろうか。近寄れば突兀とした大岩だが、望遠では眇たる一突起で、左右にゆったりと稜線を引いた美しい山容の均衡を破るほどのものではない。」と書いてます。
瑞牆山・金峰山 裏からの五丈石。この辺りにかつて蔵王権現が祀ってあったそうです。
裏からの五丈石。この辺りにかつて蔵王権現が祀ってあったそうです。
瑞牆山・金峰山 人が乗ると大きさがわかります。
人が乗ると大きさがわかります。
瑞牆山・金峰山 さあ、下山します。ウラシマツツジでしょうか。紅葉が始まっています。
さあ、下山します。ウラシマツツジでしょうか。紅葉が始まっています。
瑞牆山・金峰山 富士山は完全に雲海の上に頭を出す状態に。
富士山は完全に雲海の上に頭を出す状態に。
瑞牆山・金峰山 きれいな苔。
きれいな苔。
瑞牆山・金峰山 大弛峠に戻ってきました。ここのアザミは何アザミ?ミヤマホソエノアザミあたりが近そうな気がします。総苞中片と外片が長く開出して、葉が羽状深裂。いかがでしょうか?ただ、分布が長野県(中部)となってるところがネック。この程度の位置的誤差はアリ?いや、案外タイアザミの総苞片が長いタイプかも。
大弛峠に戻ってきました。ここのアザミは何アザミ?ミヤマホソエノアザミあたりが近そうな気がします。総苞中片と外片が長く開出して、葉が羽状深裂。いかがでしょうか?ただ、分布が長野県(中部)となってるところがネック。この程度の位置的誤差はアリ?いや、案外タイアザミの総苞片が長いタイプかも。
瑞牆山・金峰山 ヤマハハコ。この峠にしかありませんでした。
ヤマハハコ。この峠にしかありませんでした。

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