活動データ
タイム
00:00
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見るここ最近、何人かのフォロアーさんから山での炊飯についての質問・リクエストがきました。 と言うわけで、私がやってきた範囲内で炊飯についてまとめてみましたので見てください。 なにかの参考になれば幸いです。 ぶっちゃけ、テン泊もしたことのない初心者の私に聞かれても・・・(笑) 【風防】 風がなくても風防を使用する。風防にはクッカー全体の熱効率を上げ対流を促す効果がある。 【場所】 風の当らない岩陰などを選ぶ。眺めのいい岩の上や、ウッドテーブルの上(インスタ映えするw)など風通しの良いところは火が安定しにくい。場所選びには時間をかけるべきである。 【天候】 風速20mの暴風雨の中での炊飯はやめ、カ○リーメイトを食べましょう。 【クッカー】 アルミクッカーは熱伝導率が高いのでおすすめ。円筒型のほうが内部対流を起こしやすいらしい。熱伝導率は アルミ>鉄>ステンレス>チタン の順に悪くなる。 私はパッキング等の条件を考えアルミのメスティンを使用。 【メスティン折り】 クッキングシートを使う事により焦げ付きを防止し、洗い物を減らす。クッキングシートを使用すると固めに炊き上がることが多いので少し水を増やす(2~3㏄)。炊き上がりのパチパチ音が無いので注意が必要。 https://yamap.com/activities/3929455 【標高】 標高により水加減を調節。米1合(給水前)に対し水200㏄(標高0m)を基準として、+100mにつき1.5㏄追加。 (米3/4合の場合150㏄を基準) R2.9.15 +100mにつき1㏄追加 ↓ +100mにつき1.5㏄追加に修正 【米の給水】 炊飯1~2時間前から給水させておくと芯が残りにくい。タッパーに≪米+水≫の線を引いておき浸水させて持ち歩けば楽である。 【火】 弱~トロ火で、クッカー内にランダムな対流がおこりやすい火が良い。固形燃料(カエンエース)の火がクッカー全体に当りやすく、対流を起こしやすい理想的な火。私の自作アルコールストーブは固形燃料と同等の火が扱えるように調整してある。 ガスバーナーの弱火は圧力の関係で一点に火が当ってしまい、対流が起こりにくいので炊き上がりにムラがでやすく、焦げやすい。 【時間】 沸騰まで5分、沸騰状態10分、蒸らし10分 を基準とする。 【気温】 気温25°を基準として-1°毎に15秒追加。実際は吹きこぼれがなくなってから3分ほどで確認するとよい。 【炊き上がりの確認】 火から下ろした直後、蒸らす前に炊き上がりを確認する。芯が無いか、アルデンテ状態ならそのまま蒸らしへ。 【リカバリー(芯があるとき)】 芯が強そうな場合は水3㏄ほど加え2分ほど再加熱し蒸らしへ。 【リカバリー(べちゃべちゃ)】 炊けているが水分が多い時は、蓋を空け軽くほぐして外気にさらす。 【新米】 新米は水分が多いので少し水を減らす(5~10%ほど) 【おかず】 ご飯に合うものがよい。ご飯にかけるものは邪道である。(余計なお世話) 【隠し味】 景色の良い所で食べると3倍美味しくなります。(シャアザクと同じ) 追記:チタンクッカーとガスバーナーの組み合わせで、沸騰するまでかき混ぜてから蓋をして炊くという方法もある。理論的には対流を促しているのでアリだと思われる。 あくまで参考なので、基準として試していただき、自分なりの法則を見つけ出してください。 なぜか【おまけ】があります(笑)
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