活動データ
タイム
56:27
距離
23.8km
のぼり
2812m
くだり
2910m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回は、以前から計画していて、昨年大キレットを歩いてからいつかは行こうと思っていたルート、初めての山でしたが天気と休みのタイミングで今回登ることができました。 ※動画で全体の雰囲気とウマノセをノーカットで上げています暇があれば観て下さい。 1日目は車で焼岳登山口の無料駐車場に車で朝7時前に到着して焼岳山頂へ、駐車場は割と混んでいました、天気は快晴で景色も良い、山頂では何人かの方が休憩されていました、自分も朝食のおにぎりを食べてすぐに出発、焼岳小屋を過ぎて樹林帯の登山道を進みます、割谷山を越えたところで左手の笹薮がガサガサ揺れて何だろうと思ったら右後ろの笹薮から獣の唸り声、背筋が凍り付きました、怖くて振り返れませんでしたが間違いなく熊です、しかも近いのが判る威嚇の雄叫びを背に完全無視でその場を立ち去りました、生きた心地がしなかった。 恐らく親子で居て子熊が逃げたのを母熊がけん制したのでしょう。 そのあとは歩いていても落ち着かない早足でテン泊の西穂高岳山荘へ、受付のお姉さんが熊が出ていますので匂いのするものはテント内に入れてくださいって、妙に頷く。 天気が良くビールもうまい、夕方になると怪しげな積乱雲が遠くでビカビカ光ってます。 不安定な天候は案の定2日目に崩れて雨、悩んだけれど翌日に賭けて雨のテント停滞を決めました、予備日が翌日しか無いので西穂から上高地までの強行です、1日やることもないので天気予報を確認しながらビール飲んで多目に持ってきた食料を減らして荷物を減らします、25:30天気が気になって寝ていられないので早々に支度を始めましたが雨は降り続けていました。 テントを撤収してレストハウスに行くと、前日知り合った同じく奥穂高岳を目指す若者と他にも行かれる方々が支度してました、僕は予定がタイトだったので一足先に霧雨降るなか3:30スタートいつの間にか満天の星空です、西穂高岳で日の出を迎えて雲海と北アルプスの絶景にうひゃーと声を上げてしまった、ペースを上げると言っても危険な所だらけで比較的安全な登りを頑張って、危険な場所は慎重にを何度も繰り返し、険しい岩稜を一体どれだけ越えたのかキツイ長い登りを終えると、あの天使がある山頂が見えました、たどり着いてしまえばあっという間のような気持ちでした、ジャンダルム自体はそれまでの工程からすれば普通の岩山だったのでした。 さすがにその直後のロバの耳の降りは噂通りでシビレましたが慎重に時間を掛けて降りれば大丈夫でした、ウマノセは既に高度感がおかしくなってますので事もなく登れてしまいました、昨年の大キレットの時もそうでしたが、越えてしまえばあっという間でした。 問題はそこから、吊尾根から最低コル、紀美子平といいペースで進みましたが、前穂高岳に登るのは諦めました、この時点で脚はない状態、重太郎新道が凄いルートで岳沢小屋迄が長かった、天気が良く乾燥していたのでいつもよりのどが渇き、途中で飲料水も底をつき、ほうほうのていで岳沢小屋で水分補給とカレーをかっ込んで何とか歩き15時に上高地に到着、タクシーで焼岳登山口へ、車に乗り換えて中の湯温泉で日帰り入浴、久しぶりのお風呂気持ち良かったです、天気に翻弄されましたが、結果的には良い山行でした。 ただ間違いなく穂高岳山荘に泊まった方が良いです、このルートは距離は短いですが体力勝負でした。
動画
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