御殿場口から富士山へ-2019-09-10

2019.09.10(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 56
休憩時間
56
距離
18.5 km
のぼり / くだり
2434 / 2424 m

活動詳細

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[富士山お鉢周り] 9月10日で富士山は今年もシーズン終了と言うニュースを見て、急遽オンシーズンの富士山に行ってみたくなった。 甲武信岳の入山届を山梨県に出していたが、急遽富士山に変更。 前回はシーズンオフだったので、全く人に合わない時間が長かったが、今回はシーズン最終日、果たしてどれ程の人に会うのだろうか! 台風の影響が関東各地で報告されていたので心配して御殿場口を目指すが、富士山周辺より我が家(川崎市)周辺の方が酷い状況。 平日でシーズン最終日というのにかなりの台数が駐車場を埋めている。 出発時間を2時に設定していたので30分ほど仮眠を取る。 同じような時間に設定されてる人が多いようでみなさんごそごそと支度を始める音で目覚めたので、僕も起き出し2時ちょっと前に出発。 前回は4時に出発したのですぐに空が白み始めたが、今回は2時なのでまだまだ漆黒の真夜中。 街明かりを背にヘッデンの明かりだけで登り始めると、地面の状況とコースを示すロープから逸れないことだけに集中して歩き続けて、ふと山頂方面に目をあげるとなんと満天の星空が! 晴れてるじゃん! 時折ヘッデンの明かりを消して星を見ながら歩いたりしてみたが、砂に足を取られてぎこちないので仕方なくヘッデンで。 満天の星空はなんどもライトを消してしっかりまぶたに焼き付けてきた。 しかしこの御殿場口からの砂は本当に参る。 この前に進まない感覚に心を削られるのだが、走ったりしたほうが早いのかなとかいろいろ心の中で攻略方法を検討するも地道に一歩一歩を重ねるのみに集中。 ようやく空が白み始める頃、自分のすぐ横に怪獣のようなものが。 雲海の雲が湧き始めたようで、真っ暗な中にいろんな形の雲が徐々に広がり始めてきた。 日の出だけは見逃すまいと、なんども背中側の地平線に目をやっていると、いよいよという瞬間が。 なんと雲海越しの雲間からの日の出。 美しかった。 道中人に会うことはないが、前にも後ろにも人が歩いている安心感があったのが不思議な感覚。 わらじ館に着くと御殿場口からのルート上の小屋はここしかやっていないと書いてあるが、どうしてもカレーの文字に心を惹かれ早朝にも関わらずドアを開けてお願いできるか聞いてみると、快く受け入れてくださった。 ついでにトイレもお借りできてさっぱり。 300円かかりますが、富士山のオンシーズンはトイレが借りれてありがたい。 さっぱりした後天空のテラスで食べるカレーが絶品。 やっぱりシーズンに来るのはいいな〜。 アクエリアスも一本追加し万全の体制。 今回足つり対策に2RUNというミネラル剤も試しているが絶好調。 この辺りから小屋泊した人たちが徐々に降りてきて、賑やかに。 しかし平服やただのスニーカーや街着の人が多いのに驚いた。 もしもの装備が少なくて心配になっちゃう。 山頂に着くと神社は残念ながらしまっていたが手を合わす。 雄山に続き富士山にも。 もちろん太陽にも手を合わせたので、当分僕は大丈夫!←(何が?) そしてすぐに富士山の山頂剣ヶ峰を目指す。 山頂にはアジア系外国人がたくさん休憩されてて、写真が撮りにくい。 いいアングルで写したくてもどいてくれなくて我感ぜずと座ってて邪魔。 狭い山頂なのに景色を見れるところにもたっぷりと陣取ってるので、写真すら撮れない。 かなりフラストレーションを感じたが、神様の手前、写真だけ撮って速攻お鉢周りへ。 イライラする〜いかんいかん。神様の手前ですからね、まあね、彼らはね、なかなか来れないからね。 景色見ないでスマホ見てんならさっさと降り、、いかんいかん神様が、僕はまた来れるから。 ちょっと心の声が漏れちゃう。 南アルプス方面を楽しみにしていたが、若干雲がかかり何処がどの山かなどはわからずじまい。 この一周、結構歩きごたえがありますね。 下りは走れたが登りは走れない。 一周して軽く補給休憩し下山開始。 雲は須走方面にだけ湧いてる感じ。 途中雲にも飲まれたが、前回のように前が見えないほどでもなく、時折人にも出会うので、さみしくない。 新装したゲイターのゴムが登りの段階で、左足だけ切断。 大砂走りに入ると、そこからどんどん砂が。 一度大きめの石が入り脱いで出したが、もう意味がないと諦めて、全開で砂に突っ込む。 もうね、オートマチックに走り続けられて気持ちよすぎ。 さすがにハイカーさん達を追い抜き時は歩くようにして、先行させてもらう。 今回は人に会うので気持ちいい!と大声で叫ぶことは自粛。 富士山では草黄葉も始まり秋の装い。 下山すると協力金払う人がいたので登ってきましたと言って、1000円払って缶バッジをゲット。 オンシーズンは良かったな。 人のいないオフシーズンもそれなりに楽しいが、やはり小屋が空いてるだけで、安心感も半端ない。 わらじ館に降りてくると、ご飯食べさせてもらってトイレ借りただけなのに、下山時に覚えていてくださって、小屋締め準備に忙しそうな中、お疲れ様でしたと声をかけてくださったのは嬉しかったな。 また来年、絶対あそこのテラスでまたあの絶品カレー食べるんだと心に誓った。

富士山 ここが2000mね。こんな看板が安心感を与えてくれる。オフシーズンにはなかったかな。
ここが2000mね。こんな看板が安心感を与えてくれる。オフシーズンにはなかったかな。
富士山 恐竜?雲か。
恐竜?雲か。
富士山 雲海と日の出がたまらない。
雲海と日の出がたまらない。
富士山 雲間から日の出が。これだから真夜中から早出はやめられない。
雲間から日の出が。これだから真夜中から早出はやめられない。
富士山 3000m。草黄葉が綺麗だ。ここから見る山頂はあんなですよ。とんがってないんです。
3000m。草黄葉が綺麗だ。ここから見る山頂はあんなですよ。とんがってないんです。
富士山 この看板もオンシーズンならでは。
この看板もオンシーズンならでは。
富士山 このわらじ館のカレーの文字に惹かれ、早朝なのにお願いすると、快く引き受けてくださった。
このわらじ館のカレーの文字に惹かれ、早朝なのにお願いすると、快く引き受けてくださった。
富士山 これですよこれ!最高に美味かった。大盛りが嬉しい。
これですよこれ!最高に美味かった。大盛りが嬉しい。
富士山 この絶景のテラスで食べたカレーは忘れられない。ありがとうわらじ館。
この絶景のテラスで食べたカレーは忘れられない。ありがとうわらじ館。
富士山 この辺りから歩いても歩いても近づかない詐欺。足場は歩きやすいのだが、、。
この辺りから歩いても歩いても近づかない詐欺。足場は歩きやすいのだが、、。
富士山 周囲の景色も。
周囲の景色も。
富士山 意外と赤い山なんですよ。
意外と赤い山なんですよ。
富士山 須走口方面は雲。
須走口方面は雲。
富士山 斜度がいいよね。
斜度がいいよね。
富士山 山頂の火口。
山頂の火口。
富士山 影と岩が人の顔に見える。
影と岩が人の顔に見える。
富士山 やっぱり一周大変そう?
やっぱり一周大変そう?
富士山 大迫力で見飽きない景色だ。
大迫力で見飽きない景色だ。
富士山 この斜面がツルツルで怖かった。
この斜面がツルツルで怖かった。
富士山 剣ヶ峰山頂からの火口。
剣ヶ峰山頂からの火口。
富士山 先着されてた方に撮ってもらった。この方向しか写せないほど異国の人たちが狭い山頂を占拠。
先着されてた方に撮ってもらった。この方向しか写せないほど異国の人たちが狭い山頂を占拠。
富士山 早速お鉢周りへ。
早速お鉢周りへ。
富士山 見る角度が変わるとまた違う表情。
見る角度が変わるとまた違う表情。
富士山 それぞれのピークを踏んだら死にそうだな。
それぞれのピークを踏んだら死にそうだな。
富士山 もう一個火口が。知らんかった。やっぱりお鉢周りして良かった。
もう一個火口が。知らんかった。やっぱりお鉢周りして良かった。
富士山 地味な登りは走れません。スペシャリストトレイルランナーのみでね。おっさんランナーは迷わず歩き。
地味な登りは走れません。スペシャリストトレイルランナーのみでね。おっさんランナーは迷わず歩き。
富士山 おー!これがかの有名な富士吉田口か。
おー!これがかの有名な富士吉田口か。
富士山 大迫力。
大迫力。
富士山 ね。見飽きないでしょ!えっ?そろそろ??
ね。見飽きないでしょ!えっ?そろそろ??
富士山 げっ!!ゲイターのゴムがもう切れてる。新品に付け直したのに。下山でいるのに。がっかり。
げっ!!ゲイターのゴムがもう切れてる。新品に付け直したのに。下山でいるのに。がっかり。
富士山 大砂走りは写真少なめ。
大砂走りは写真少なめ。
富士山 ガスも大したことなし。
ガスも大したことなし。
富士山 かなりの急斜面で降ってるんですよ。止まるの大変なぐらい。
かなりの急斜面で降ってるんですよ。止まるの大変なぐらい。
富士山 雲が!
雲が!
富士山 あー飲まれるのか?
あー飲まれるのか?
富士山 を!大丈夫そう。
を!大丈夫そう。
富士山 砂だらけだから撮るところ少なかろうと、いろいろ写してみた。
砂だらけだから撮るところ少なかろうと、いろいろ写してみた。
富士山 おっさんはそんなにずっと走り続けられないからね。
おっさんはそんなにずっと走り続けられないからね。
富士山 写真撮ってる時は歩いてる時。
写真撮ってる時は歩いてる時。
富士山 麓近くは黄葉の進みがいまいち。
麓近くは黄葉の進みがいまいち。
富士山 これは巨大なあざみ。富士あざみかな?そんなのあんのかな?こんなところまで観光客が。
これは巨大なあざみ。富士あざみかな?そんなのあんのかな?こんなところまで観光客が。
富士山 下山後にバッジ貰った!1.9.10!令和元年の閉山日Yes!
下山後にバッジ貰った!1.9.10!令和元年の閉山日Yes!

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