活動データ
タイム
08:12
距離
9.0km
のぼり
947m
くだり
926m
活動詳細
すべて見る⦅登山コース⦆ 4:58みくりが池温泉-5:59/6:10一ノ越-7:07/7:48雄山(食事)-8:09/8:26大汝山-8:47/8:55富士ノ折立-9:47/10:03真砂岳-11:27/11:56雷鳥沢キャンプ場-12:33/12:58みくりが池温泉(食事)-13:10室堂 ⦅歩行時間⦆ 登り=2時間19分(みくりが池温泉-大汝山)、下り=3時間26分(大汝山-室堂) 午前4時起床。夜中に何度か目が覚めたが、そこそこ眠れたような気がする。4時58分、ヘッドランプを点けてみくりが池温泉を出発。風は穏やかで、半袖でも寒くない。立山室堂山荘を過ぎる頃には、空が明るくなってきた。今日もほとんど雲のない晴天。台風15号の影響は感じられない。 一ノ越の手前で、先を歩く次男がオコジョを見つけた。カメラを片手に近づくと、あっという間に逃げてしまった。何とか1枚だけ、その可愛らしい姿を写真に収めることができた。 5時59分、一ノ越(標高2,700m)に到着。雄山への急勾配を登り始めると、すぐに息が切れてしまう。昨日の疲れが残っているようだ。6時42分、山裾から朝日が昇る。慌てて日焼け止めを顔や腕に塗りたくる。昨日にもまして眺望が素晴らしい。燕岳の背後に富士山がぽっかりと浮かび上がる。 7時7分、雄山(同3,003m)に到達。昨日とは打って変わって人が少ない。始発の高原バスはまだ室堂にも到着していないのだ。すでに社務所は開いており、ご祈祷も行われている。社務所前のベンチに陣取り、後立山連峰の絶景を楽しみながら、朝食のお弁当をいただく。おにぎり3つ、鶏の唐揚げ、お新香。山の朝飯には十分である。 神殿の崖下に何か動いていると思ったら、ライチョウだった。しかも4〜5羽はいる。好天に恵まれただけでなく、オコジョやライチョウにも遭遇できた。ラッキーとしか言いようがない。 鳥居の手前からガレた登山道をたどり、8時9分、大汝山(同3,015m)に到達。立山の最高峰である。東側を見下ろせば、黒部湖が深い緑色の水を湛えている。さらに歩を進め、富士ノ折立へ。頂上直下にザックを置き、岩場をよじ登る。8時47分、富士ノ折立(同2,999m)に到達。これで立山三峰を制覇。2つ目のミッション完了である。 さて、どこまで行けるか。急峻な道を下り、真砂岳との鞍部に向かう。ここから別山へと伸びる稜線はいつ見ても美しい。sasaoka-aさんが感嘆の声を上げる。緩やかな登り返しを経て、9時47分、真砂岳(同2,861m)に到達。稜線はさらに別山へと続くが、これ以上進むのは体力的に厳しいだろう。 来た道を少し戻り、分岐を右に進んで長い長い下りの大走りコースに入る。高度が下がるにつれ、登山道沿いのハイマツがササになり、さらにナナカマドに変わっていく。両足が悲鳴を上げ始めた頃、雷鳥沢キャンプ場に到着。 長めの休憩を取り、気力を振り絞ってみくりが池方面に向かう。きつい登り返しが足に堪える。午後0時33分、みくりが池温泉に帰還。テラスで昼食を取る。パン、魚肉ソーセージ、ソイジョイ、草餅など。ずっと青空だったが、大日岳方面から雲が広がってきた。 0時58分、重い足取りで室堂へ向かう。みくりが池に映る「逆さ立山」を写真に収める。軽装の観光客が何となく恨めしい。1時10分、室堂ターミナルに到着。1時30分発の高原バスに乗り、2時30分、立山駅に無事帰還した。sasaoka-aさんに感謝。貴方が来られなかったら、こんな素晴らしい山行を経験できなかっただろう。
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