表銀座縦走！燕岳・大天井岳・常念岳-2019-09-07

先月の白馬から１ヶ月、またまた来てしまった北アルプス！ 先月の白馬から高御位山を一回挟んだだけで、体力の低下が心配ですが、とにかく行けるうちに行っちゃいます。ちょっと長いですが、良かったらご覧ください。m(_ _)m 【アプローチ】 今回は公共交通機関利用で安くあげるため、金曜日に加古川を出発、大阪16時発の高速バスに乗り込みます。松本に21時46分着、そこから電車で穂高駅22時45分着、駅近くの宿に23時に到着しました。到着が遅すぎてお風呂に入れないというのは予想していたので、さっさと就寝しました。 翌朝、３時起床、歩いて穂高神社横の駐車場に４時到着。バス停で３人目になりました。5時8分、始発のバスが来る頃には長蛇の列で、もちろん１台には乗り切れず、乗れなかった人はあとの臨時便待ちに。その後の穂高駅のバス停もスルーとなり、有明神社のバス停には100人近い人が！穂高神社駐車場を選んで正解でした。予定通り6時過ぎに中房温泉に到着し、いよいよ登山開始です。 【１日目】 燕岳登山口で登山届を提出し、のぼり旗の三歩さんに見送られ登山開始！急登が続くと分かっていたのでペースは抑え気味に、まずは合戦小屋を目指します。人気のルートだけあって、団体や親子連れも多く、譲ったり譲られたりしながら、あっという間に到着。絶対食べたかったスイカにありつくことができました！ここで、たまたま同じテーブルでスイカを食べた方と山頂、山小屋、下山口まで何度もお会いすることになり、不思議なご縁を感じました。 そこから燕山荘まで登り、小屋には寄らず、そのまま山頂を目指します。今回は軽量化のため、食料は出来るだけ小屋に頼りますが、代わりに全ての山頂でコーヒーを飲むことにしました。有名なイルカ岩、メガネ岩を通過し、無事に燕岳山頂に到着。素晴らしい景色を眺めながら、今回１回目のコーヒータイムです。コーヒーを飲んでいると目の前にもう一つピークがあったので、北燕岳、回収しておきました。 燕山荘に戻ると10時30分、ここでミキティさんに教えてもらっていたビーフシチューを食べると決めていたので、Tシャツを買ったりしながら時間を潰し、レストラン一番乗りでビーフシチューをいただきました！牛肉も柔らかくて、激ウマでした！ 昼食後は、一路、今夜の宿である大天荘へ。初めての表銀座縦走路にテンション高めで突っ込みましたが、道は歩きやすいものの、地味にアップダウンもあり、大天荘手前の最後の登りではバテ気味に。想定以上に水分も消費し、持って行っていたDAKARA600ml×2本が空になってしまいました。いったん小屋に入り、水を補給してVAAM×2本を作成してから、必要な荷物だけをリサイクルバックに入れ、小屋から10分程の大天井岳山頂を目指します。小屋の売店で冷えたみかんの缶が売っていたので、こちらも購入。山頂で本日２回目のコーヒータイムです。これまた超贅沢な景色を眺めながら、冷えたみかんとコーヒーを堪能しました。 小屋での夕食は、肉か魚を選べるということでしたが、やっぱり肉！ということでハンバーグ。夕食後はレインウェアを着込んで再び山頂に。槍ヶ岳方面に沈む綺麗な夕日が見れました。 小屋では始発のバス、合戦尾根、燕岳山頂、燕山荘で一緒だった方と、なんと隣で寝ることに。幸い、宿泊者に余裕があったので、１人一畳でゆったり寝ることができました。食堂が夜はジャズバーになっていて、ちょっと気になりましたが、翌朝も早いので、８時就寝となりました。 【２日目】 ２日目も３時起床、準備を整えて、小屋を３時半に出発します。まだ真っ暗で、凄い星の数です。ヘッドライトの明かりを頼りに常念岳方面へ。常念小屋手前の横通岳の山頂でご来光を眺め、ほぼコースタイム通りで常念小屋に到着。 ここで大天荘のお弁当を食べ、小休止してから常念岳へピストン開始。ガラガラの岩場が続く厳しい登りでしたが、２日目の最高峰に早いうちにたどり着けました。記念写真を撮ってもらったら、最後のコーヒータイムです。まさかどのピークでもこんなに快晴になるとは思いませんでした。名残を惜しみながら下山し、ここでもスイカの方とすれ違い、常念小屋へ戻ります。 小屋から３時間後にタクシーを一ノ沢に手配し、下山開始。結果、２時間半後の11時30に登山口に到着したのですが、スイカの方が健脚を飛ばし、なんと追いついて来られました！さすがに予約のタクシーを一緒に使うわけにはいかなかったので、ここでお別れとなりましたが、一回の山行でこんなに何度もお会いしたのは初めてでした。前回の白馬に続き、素晴らしい出会いに感謝です。 【帰路】 下山後、金曜日の宿に戻ってお風呂に入り（下山後にお風呂に入れるというプラン）、穂高駅前の蕎麦屋で昼食、13時半の電車で松本、特急で名古屋、新幹線で西明石、新快速で18時39分加古川着となりました。 というわけで、今年のアルプスはこれで打ち止めとなりそうです。２回とも人と天気に恵まれ、良いシーズンとなりました。(^｡^)