活動データ
タイム
14:16
距離
23.8km
のぼり
2859m
くだり
2595m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る八方から朝一番のリフトに乗り、不帰キレットを越え天狗山荘泊。翌日は大雪渓経由で猿倉に下りました。今回、鑓温泉経由で下山予定でしたが、その日登ってこられた方から「水が流れていてかなり滑る」と聞き、急遽大雪渓への下山に変更。ということで今回の山行で、北アルプス三大キレットと日本三大雪渓を全て歩くことができました。 ・ スカッとした青空にキラキラ輝く太陽。朝からお天気に恵まれていました。週末ともあり大賑わいの八方。雪のない時期に訪れたのは初めてかもしれません。緑の唐松岳が見慣れず不思議な感覚。ふと、前を歩く方のザックの、犬のマスコットが目に入り「かわいいですね」とお声がけすると、「亡くなった犬の形見で、一緒に山を登ってるんです」との思わぬ言葉。その方の愛情深い想いに思わず胸がじんとしました。 八方池も青空に映えとてもキレイでしたが、この日は未踏のキレットを越え天狗山荘まで行くため、ゆっくりしている時間はなく先を行きます。 唐松岳で写真を撮っていただいた方が、まさかの SNSユーザーさんで驚きました。ありがとうございました🙏 ・ 唐松岳を過ぎると、さっきまでの賑わいが嘘のような静けさ。おそらく、この日ここから先を歩いたのは私が最後。前方には少し先を行く3人組のパーティーが見えていました。いよいよ不帰嶮へ。さて三大キレットとはいかなる場所か。 Ⅱ峰南峰を下った辺りで座り込んでいる男性。心配して声を掛けると、あまりの怖さに腰がひけたとのこと。そんなに恐ろしいなんて…なんだか逆に興味が出てしまう。 核心部と言われるⅡ峰北峰からの下りへ。なるほど…確かに高度感はあるけれど、足場もホールドもちゃんとあるのでむしろ安心できました。そして現れる天狗の大下りの登り返し。燦々と輝く太陽の下、のっそりのっそりと足を進める。ここが一番辛かったです。 西陽が強くなり始めるも、中々天狗の頭に辿り着かない。な、長い…。山荘に着いたのが16時。途中から全く人を見なくなったので、賑わうテン場を見てびっくり。私が最後の到着かと思いきや、続々と登山者が到着されていました。 同じく八方から来られた方、リフトを使わず朝4時に出発されたそう。なる程賢明な選択ですね。厳冬期なみの寝具と防寒着を背負ってきましたが、冬に向けて少しでもコンパクトかつ快適なテントライフを追求していきたいです。 ・ 翌朝4時過ぎ出発。ちょうど鑓ヶ岳で御来光を拝めました。やはり予想通り最高のコンディション!ゆっくり過ごしたいところですが、バスの時間を考えるとすでに時間カツカツ。先を急ぐ。大雪渓を下るなんて全く考えていなかったので、アイゼンもストックも携行していませんでしたが、ほぼ秋道になりつつあるとのことで大雪渓経由を選択。実際雪上を歩いたのは30秒くらいでした。ただ、秋道は結構急なザレ場もあり苦戦されてる方も多く注意が必要です。 2日目もキラキラと輝く太陽の歓迎を受け、水分の消費が進む進む。白馬尻小屋で飲んだコーラがカラカラの身体を潤してくれました。無事に猿倉へ到着、秋空に恵まれた2日間でした🙏
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