(Classic)銀山平から皇海山(Route)

2019.09.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 47
休憩時間
1 時間 34
距離
25.7 km
のぼり / くだり
2421 / 2420 m
1 46
1 3
25
2
13
56
1 5
53
46
2 40
1 30
2

活動詳細

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(今週は出張で更新が遅くなりました) 日曜は桐生にいる弟を訪問する予定が入り、前日は台風が来る前で天気も良さそうなので、近くでハイキングを画策。初夏の頃狙っていた足尾の銀山平から庚申山、鋸岳を経て百名山の皇海山に至るクラシックルートに行ってみることに。このルートは江戸時代、皇海山へ庚申山、鋸岳を経て至る三山駆けという信仰登山ルートであったことと、帰りの六林班峠経由の下山ルートも含めると百名山の深Q氏が辿ったルートでもあります。 銀山平ー庚申山荘 銀山平の国民宿舎かじか荘から朝の4時過ぎにスタート。林道歩きで1時間、一の鳥居から登山道に入ったあたりで夜明けという計算。でも沢沿いに登っていくので薄暗かったです。いくつかの奇岩もあるようでしたが明瞭には分からない所も。まあ帰りに見ればいいとその時は思ったのですが、いつものようにそんな余裕は帰りには無くw 2時間くらいで庚申山荘到着です。庚申山荘前のベンチで一休みです。 庚申山荘ー鋸岳  ちょっとした鎖場、梯子がある急登を経た後になだらかな尾根を登ると庚申山に到着です。ここから鋸岳までの鋸尾根は、鋸十一峰と呼ばれるピークが連続する。(庚申山、御岳山、駒掛山、浮雲山、地蔵岳、薬師岳、白山、蔵王岳、熊野岳、剣ノ山、鋸山)白山くらいまでは樹林帯と笹藪のアップダウンを進み、蔵王岳あたりが鎖、梯子が出てきて一気に険しくなる。天気が良い時はいいが、ガスったりするとルートを外す恐れがあると感じた。その時は変な崖の上とかに出てしまいそう。。。今日は逆に皇海山、日光白根山、男体山などの眺望を楽しめましたが、鋸岳あたりでは強い日差しで暑かったです。ここまでトレランの方1名に抜かれたのみでした。 鋸岳ー皇海山ー鋸岳  一旦不動のコルまで下りますが、下り始めが急でロープを頼りに下ります。不動のコルまで行くと皇海橋からのルートと重なりますので急に登山客が増えます。皇海山まで登り返し、途中足場が悪く急なところもあり、樹林帯なので修行ですw奉納された鉄塔が見えるとすぐに山頂になりますが、狭く、眺望もなく、噂通りとても地味です。それでも百名山、それなりに達成感があります。一休みしてからまた鋸岳に戻ります。暑かったです。 鋸岳ー六林班峠ー庚申山荘  鋸岳から六林班峠、そして庚申山荘へは強烈な藪漕ぎがあるということで有名です。百聞は一見に如かずということで体験してみましたが、想像以上でした。特に女山の手前は背より藪が高く、足元には倒木、段差が沢山で確認しながら進まないと危ないです。一回派手にコケてしまい、その拍子に足がつってもがいてばかりで立てなくなり、ヌタ場での猪のような状態になってしまいましたw六林班峠まで行くとそれ程笹も高くないですが、所々、茂っているとことがあり、スピードが出せません。六林班峠からはずーっとトラバース路で枯れ沢を合わせて10以上の徒渉をしたと思います。トラバースの谷側は基本的に崖で、高巻くところは高度感があるので、気が抜けません。それほど高くないですがやはり笹の中を徐々にトラバースで高度を落としていく感じです。あまりにも長くて誰にも会わず、笹の中から妖精が現れる様な錯覚を覚えました。自然林の笹の中から、杉の植林になり、いよいよ山荘は近いと感じました。山荘に到着して最後の一休みです。 庚申山荘ー銀山平  朝薄暗い時に登ってきた径を下って行きます。途中奇岩や沢沿いの落ち着いた径を気持ちよく下りて行き一の鳥居に到着。ここから砂利道の林道を進み、銀山平に到着、本日の山行は完了。銀山平の国民宿舎かじか荘でお湯を頂こうとしたら、この日は6時までとのことで、間に合いませんでした。泣。  何はともあれお疲れ様でした!とりあえず、このルートですと皇海山まではもういいかな。鋸岳までは結構楽しめますので、庚申山荘に泊まって、中倉山の孤高のブナを絡めてのんびりとかもいいかもしれません。またツツジの季節は袈裟丸山なども機会があれば行ってみたいと思いました。  

皇海山・袈裟丸山・庚申山 暗い中を出発して、林道を1時間歩いて一の鳥居から登山道へ。沢筋のルートも明るくなって参りました。
暗い中を出発して、林道を1時間歩いて一の鳥居から登山道へ。沢筋のルートも明るくなって参りました。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 庚申山荘まであと少し。
庚申山荘まであと少し。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 猿田彦神社跡。
猿田彦神社跡。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 2時間ほどで庚申山荘到着。立派な山荘風。右も立派なバイオトイレ。小休止です。
2時間ほどで庚申山荘到着。立派な山荘風。右も立派なバイオトイレ。小休止です。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 さあ、庚申山目指して行きますよ。
さあ、庚申山目指して行きますよ。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 山荘の近くにある水場。山荘の水もここから引いている。
山荘の近くにある水場。山荘の水もここから引いている。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 岩を塗って登って行きます。
岩を塗って登って行きます。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 気をつけて、
気をつけて、
皇海山・袈裟丸山・庚申山 乾徳山チックになってきました
乾徳山チックになってきました
皇海山・袈裟丸山・庚申山 お山めぐりとの合流点。
お山めぐりとの合流点。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 まだ岩稜帯は続きます
まだ岩稜帯は続きます
皇海山・袈裟丸山・庚申山 なだらかな樹林帯に
なだらかな樹林帯に
皇海山・袈裟丸山・庚申山 慰霊碑
慰霊碑
皇海山・袈裟丸山・庚申山 木々の間に南側の稜線です
木々の間に南側の稜線です
皇海山・袈裟丸山・庚申山 庚申山到着。結構狭いです。
庚申山到着。結構狭いです。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 今日の最終目的地が初めて見えた。右が皇海山。稜線を左たどって2番目のピークが鋸岳。まずは鋸山に行かなくては。
今日の最終目的地が初めて見えた。右が皇海山。稜線を左たどって2番目のピークが鋸岳。まずは鋸山に行かなくては。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 御岳山
御岳山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 背が低いけど藪漕ぎ
背が低いけど藪漕ぎ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 駒掛山
駒掛山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 藪か樹林の繰り返し
藪か樹林の繰り返し
皇海山・袈裟丸山・庚申山 渓雲岳
渓雲岳
皇海山・袈裟丸山・庚申山 この辺りは大無間山チックだなあ
この辺りは大無間山チックだなあ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 薬師岳
薬師岳
皇海山・袈裟丸山・庚申山 一旦降って次のピークへ
一旦降って次のピークへ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 皇海山も右手に見えるようになってくる
皇海山も右手に見えるようになってくる
皇海山・袈裟丸山・庚申山 白山
白山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 正面に鋸岳がアップで見えるように
正面に鋸岳がアップで見えるように
皇海山・袈裟丸山・庚申山 皇海山。すぐ左の奥は雲がかかっているけど武尊山
皇海山。すぐ左の奥は雲がかかっているけど武尊山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 皇海山の奥の稜線は左から笠ヶ岳、錫ヶ岳、白根山
皇海山の奥の稜線は左から笠ヶ岳、錫ヶ岳、白根山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 奥は右から一番高いピークが男体山、左へ女峰山、帝釈山、小真名子山、少し間が空いて太郎山
奥は右から一番高いピークが男体山、左へ女峰山、帝釈山、小真名子山、少し間が空いて太郎山
皇海山・袈裟丸山・庚申山 南方向には鋸岳から連なる袈裟丸山への稜線
南方向には鋸岳から連なる袈裟丸山への稜線
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳が近づいてきた。でも実はまだあの奥が鋸山の本丸
鋸岳が近づいてきた。でも実はまだあの奥が鋸山の本丸
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鎖登場。今立っているピークが蔵王岳のようだ
鎖登場。今立っているピークが蔵王岳のようだ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 歩いた後分かったが鋸岳はこんな感じで赤線をたどる
歩いた後分かったが鋸岳はこんな感じで赤線をたどる
皇海山・袈裟丸山・庚申山 熊野岳を見上げている
熊野岳を見上げている
皇海山・袈裟丸山・庚申山 振り返って歩いてきた稜線。左のピークは蔵王岳
振り返って歩いてきた稜線。左のピークは蔵王岳
皇海山・袈裟丸山・庚申山 登る。ちょっとオーバーハング気味なんですが。。。
登る。ちょっとオーバーハング気味なんですが。。。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 剣ノ山へ
剣ノ山へ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 振り返って変な形の熊野岳
振り返って変な形の熊野岳
皇海山・袈裟丸山・庚申山 ハシゴの上が剣ノ山へ
ハシゴの上が剣ノ山へ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 剣ノ山から今日歩いてきた稜線を見る
剣ノ山から今日歩いてきた稜線を見る
皇海山・袈裟丸山・庚申山 登った梯子から下を覗く
登った梯子から下を覗く
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鎖を下りて
鎖を下りて
皇海山・袈裟丸山・庚申山 両側谷のナイフリッジを進むと
両側谷のナイフリッジを進むと
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳山頂が
鋸岳山頂が
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳到着。後がラスボスの皇海山。
鋸岳到着。後がラスボスの皇海山。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 歩いてきた稜線。結構鋸岳近くは険しい
歩いてきた稜線。結構鋸岳近くは険しい
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳から見る皇海山。
鋸岳から見る皇海山。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 西側もきれいに見えます
西側もきれいに見えます
皇海山・袈裟丸山・庚申山 さあ、まずは不動沢のコルへまずは下りて行きます
さあ、まずは不動沢のコルへまずは下りて行きます
皇海山・袈裟丸山・庚申山 振り返ってさっきまでいた鋸岳。角度によってはこんなにとんがります。
振り返ってさっきまでいた鋸岳。角度によってはこんなにとんがります。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 不動沢のコルです。
不動沢のコルです。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 登り返しです。登山客が増えました。
登り返しです。登山客が増えました。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 結構急登もあります。
結構急登もあります。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 山頂手前の奉納塔
山頂手前の奉納塔
皇海山・袈裟丸山・庚申山 皇海山頂到着。ちょっと休憩。
皇海山頂到着。ちょっと休憩。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 百名山ですが、眺望無しです。
百名山ですが、眺望無しです。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 さあ、まずは鋸岳まで帰ります
さあ、まずは鋸岳まで帰ります
皇海山・袈裟丸山・庚申山 奥の中央、男体山がきれいに見えます
奥の中央、男体山がきれいに見えます
皇海山・袈裟丸山・庚申山 コルから登り返し
コルから登り返し
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳まで最後が険しい
鋸岳まで最後が険しい
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鋸岳に帰ってきた。暑いなあ
鋸岳に帰ってきた。暑いなあ
皇海山・袈裟丸山・庚申山 六林班峠の方へ進みます
六林班峠の方へ進みます
皇海山・袈裟丸山・庚申山 袈裟丸山に至る稜線を進む
袈裟丸山に至る稜線を進む
皇海山・袈裟丸山・庚申山 振り返って先程までいた鋸岳
振り返って先程までいた鋸岳
皇海山・袈裟丸山・庚申山 うわさの藪漕ぎが始まる
うわさの藪漕ぎが始まる
皇海山・袈裟丸山・庚申山 全然進まん
全然進まん
皇海山・袈裟丸山・庚申山 背より高い藪のなかを進む。足元、倒木、段差がありよく確認して一歩一歩進まないといけない。
背より高い藪のなかを進む。足元、倒木、段差がありよく確認して一歩一歩進まないといけない。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 六林班峠に到着
六林班峠に到着
皇海山・袈裟丸山・庚申山 ここから徹底してトラバース、トラバースで庚申山荘まで下ります。これが長かった。。。
ここから徹底してトラバース、トラバースで庚申山荘まで下ります。これが長かった。。。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 枯れ沢を含めて徒渉を10回以上したような
枯れ沢を含めて徒渉を10回以上したような
皇海山・袈裟丸山・庚申山 そしてトラバース
そしてトラバース
皇海山・袈裟丸山・庚申山 徒渉
徒渉
皇海山・袈裟丸山・庚申山 妖精が出てきそうな錯覚が、、、
妖精が出てきそうな錯覚が、、、
皇海山・袈裟丸山・庚申山 いよいよ自然林から植林帯になったので山荘も近いかな
いよいよ自然林から植林帯になったので山荘も近いかな
皇海山・袈裟丸山・庚申山 山荘まであと500m!
山荘まであと500m!
皇海山・袈裟丸山・庚申山 着きました!休憩して最後、かじか荘まで下ります。やぶ漕ぎ地獄から解放されましたw
着きました!休憩して最後、かじか荘まで下ります。やぶ漕ぎ地獄から解放されましたw
皇海山・袈裟丸山・庚申山 仁王門
仁王門
皇海山・袈裟丸山・庚申山 夫婦蛙岩。見る角度で蛙が乗っかっているように見える。
夫婦蛙岩。見る角度で蛙が乗っかっているように見える。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 鏡岩
鏡岩
皇海山・袈裟丸山・庚申山 文久3年の100丁目礎石。クラシックですね。
文久3年の100丁目礎石。クラシックですね。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 朝は暗かったけど沢沿いの道もいいですね。
朝は暗かったけど沢沿いの道もいいですね。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 一の鳥居に到着。ここから林道歩き。
一の鳥居に到着。ここから林道歩き。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 天狗の投石。朝暗くて見れませんでした。サイズが揃っているのが面白い。
天狗の投石。朝暗くて見れませんでした。サイズが揃っているのが面白い。
皇海山・袈裟丸山・庚申山 銀山平に無事帰還。お疲れ様でした!
銀山平に無事帰還。お疲れ様でした!
皇海山・袈裟丸山・庚申山 かじか荘の日帰り温泉は6時まででした。泣
かじか荘の日帰り温泉は6時まででした。泣

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