活動データ
タイム
27:43
距離
32.2km
のぼり
3284m
くだり
3286m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る槍ヶ岳~大キレット~北穂高~涸沢岳の縦走です。 事前の調べで、かなり危険な場所が多いルートということから、ザックの荷物をかなり削りました。しかし、それでもテン泊なので、削るのにも限界があり、約12キロとなりました(ちなみに、一番重量をかせぐ山行に必需品の水と酒?は、山小屋で現地調達)。 小屋泊にすれば、テント・シュラフ・食料等担いで歩く必要がなくなりザックは格段に小さく、かつ軽くなりますが、年甲斐もなく、チャレンジしてみました(笑)。 いつもの2泊3日縦走より軽い荷物でしたが、それでも、このルートでは、厳しかったです。両サイドが切れ落ちた場所をバランスを取りながら進んだり(言うまでもなく、荷物に振り回されないようにザックベルトはきっちり締める必要があります。)、ほぼ垂直な場所を長い時間這い上がるなど、重い荷物の負担をすごく感じました。特に垂直な場所での移動では、体がザックの重さにつられ、背中から、谷底の方に倒れかけることがあり、注意が必要です。安全第一を考えるなら荷物が軽くなる小屋泊をおすすめします。 このルートでは、「Hピーク」と「飛騨泣き」が一番危険と言われていますが、「Hピーク」で一箇所、両サイド切れ落ちた場所で尾根をまたいでルートを変えなければならない場所(鎖なし)がありビビリました。「飛騨泣き」は、鎖が設置されているので、そうでもなかったです。 意外だったのは、北穂高~涸沢岳のルート… まったくノーマークでしたが、垂直に近い場所の登りや水平移動(鎖やハシゴ有り)、浮石の多い岩壁など、思いの他、危険箇所が多く、大キレットで神経と体力を、かなりすり減らしていた分、とても厳しかったです。 しかし、最後のピーク涸沢岳から見た槍ヶ岳からの全縦走ルートは、本当に美しく、感動しました。
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