活動データ
タイム
12:08
距離
27.4km
のぼり
1991m
くだり
1990m
活動詳細
すべて見る[感想] 黒岩山・鬼怒沼山に登りました。特に黒岩山に関しては「最難関の山の1つ」とも言われ、栃木百名山の中でも歩く距離が異常に長く、体力や戦略が試される山ではないかなと思います。私自身「いつかは登りたい」と憧れの山の1つでもありしたが、登った感想として「夢が叶った」というよりはむしろ「無事登りきることができてよかった」というのが正直なところです。。やはりそれだけハードな山でした。 黒岩山に至るルートは自分が調べた限りでは以下のルートが考えられます。今回は往路に②一3、復路に②一1を選択しました。 ①女夫渕温泉からのアプローチ 1、女夫渕温泉から鬼怒沼山経由で黒岩山 2、女夫渕温泉から奥鬼怒スーパー林道経由で黒岩山 ②大清水からのアプローチ 1、大清水から物見山、鬼怒沼経由で黒岩山 2、大清水から奥鬼怒スーパー林道を使いトンネル西側から直上経由で黒岩山 3、大清水から奥鬼怒スーパー林道を使いトンネル東側から直上経由で黒岩山 4、大清水から小淵沢田代経由で黒岩山 またこの黒岩山を制覇する上で個人的に思う戦略は3つ程あるかと思います。 1つ目は距離が半端なく長いので、登るルート選びです。今回は距離の短い大清水からチャレンジしました。ただこの大清水ルートですが、物見山経由だと物見山新道といわれる湯沢出合からの800m級の超急登があります。自分の実力だと通過に3時間はかかってしまいます。そうすると黒岩山まで片道8時間以上かかってしまうので現実的ではありません。そこでスーパー林道を活用しました。多分ですが1時間30分以上短縮できると思います。また標高差を見て分かるかと思いますが、スーパー林道の活用は徐々に標高を稼げるので体力の温存にもつながるかと思います。 2つ目は荷物の軽量化です。足への負担軽減や体力を消耗させないためにも、持っていく水の量も含めいろいろ考えました。大好きなカメラも今回は家でお留守番です。 3つ目はペース配分です。今回のルートで、体力を消耗するのはトンネル東側からトンネル直上までの急登、黒岩山手前の急登、鬼怒沼山手前の急登、物見山手前の急登、そして物見山からの800m級の下り坂です。ここで体力を奪われないようまた膝に負担をかけないよう、歩幅も小さくゆっくり進むよう心掛けました。休憩も40分から50分間隔で、いつもよりこまめにそして長くとるよう心掛けました。焦らないで登ること、それが一番重要だと思います。 登山道に関してはよく整備されており、赤リボンも要所にあるので、地図で確認しながら進めば迷うことはないかと思います。倒木も伐採されていました。ただトンネル東側からトンネル直上までは分かりづらいので注意が必要だと思います。最短ルートで登る場合はトンネル西側から目指すのもいいかもしれません。 駐車場は大清水休憩所にたくさんあります。一日の駐車料金は500円です。大清水休憩所で精算します。 トイレも大清水休憩所の横にあります(チップ制になっています。小銭のご用意も忘れずに。。) この黒岩山は体力、精神力、そして戦略が必要な山だと思います。登ってみて感じましたが、いろいろなことが試される黒岩山、栃木百名山の中でも集大成的な山だと思います。 最後に、、これから黒岩山を目指す方々へ少しでもご参考になれば幸いです。心より応援しています。
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