活動データ
タイム
10:54
距離
14.3km
のぼり
1942m
くだり
1940m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る須走ルートの砂走りに魅了される♪ 山の師匠たちと3人での山行。 妻は仕事の都合で不参加、残念。。 須走ルートになったのは、登山靴を買いに行ったとき神保町のショップの店員さんから「吉田口と比べて人が多くなくて、植生の変化が楽しめますよ」と勧められたから。 あとは吉田ルートよりも低いところからスタートするので高山病になりにくいとも教えてもらいました。 (実際はもっと挑発的に、吉田ルートなんてそんな普通でいいんすか?って感じで言われたので売られた喧嘩を買ったわけですが^^;) 二週間前から風邪を引いてしまい仕事以外はずっと寝ていましたが、なんとか前日に治って決行しました。かなり重い風邪だったので治って本当に良かった^^ さて、登山に話を戻します。 ■一日目 須走ルート最寄り駅の御殿場駅の天気は晴れ。 遠くから見た富士山は麓から七合目あたりまで雲で覆われていました。 実際登ると六合目あたりまではずっともやって景色は楽しめず。 その代わり色んな花々や植物がありました。 普段見ないような花もたくさん咲いていました。 また、道自体も岩の多い道でしたがそこまで大変ではなく、丁度いい負荷がかかって気持ちがいい。 病み上がりの体力の心配もどこかに飛んでいきました。 六合目を過ぎたあたりでもやが晴れ、眼下に美しい景色が。 山中湖もきれいに見えました。 と同時に背の高い植物は姿を消し、森林限界を身をもって感じることができました。 が、ここから固い地面に砂が多い道となり、勾配も徐々にキツくなるため歩きづらいことこの上なし。 でもそれも楽しかった。一生に何度もない富士登山ですからそれすらも楽しく感じたのでしょう。 (天気が良かったのが一番。雨が降ったら絶対そんなこと言えなかったはず。) そんなこんな小休止を頻繁に挟みながら歩いているうちにあっという間に宿泊地に到着♪ 本七合目「見晴館」 夕食はカレーでした。福神漬け、らっきょうは食べ放題です。 見晴館はみなさん物腰が柔らかいので、アットホームな感じです。 山小屋に恐いイメージがある方もここなら大丈夫。 本七合目なので、丁度良い疲れとともに到着することができると思います。 八合目に見晴館があったら精神的にも体力的にもきつかったと思います。 ■二日目 ご来光は見晴館で観ることに。 日の出の五分前に表に出て、すぐにご来光。 この日は天気も良く、ウルトラライトダウンとテニス用の冬上着、レインウェアで十分でした。 風雨が強い場合はもっと着こまないとだめです、と女山師匠。 承知いたしました! 朝食後、6時半から頂上へ向けて登山再開。 休み休み登っていき頂上に到着♪ 男山師匠に入れてもらったコーヒーがおいしかった。 頂いたはちみつクッキーも美味しかったです。 ひと休みしてお鉢巡り開始。 白山岳への道はロープで規制されていて断念。 雷岩と伊豆岳は危険なため回避。(yamap上では登頂扱い) そのほかのピークには登頂しました。 各ピークに立ち寄ったため想定よりも長居しましたが、楽しいピクニックでした。 ◆下山◆ 下りは気を遣います。 ・途中まで吉田ルートと同じ道のため人が多い ・登りと同じ道のためすれ違いが多い ・しかも滑りやすいのですれ違いのため止まるのが難しい ・前日からの疲れが溜まっている しかし、途中から須走ルートのみになり、さらに先で下山専用のルートになるので人疲れはもう大丈夫。 砂走りでは御殿場ルートに聞く砂走りとは違うスリルと楽しさがあります。 砂がとても多いですが、中くらいの大きさの石がたくさん転がっています。 片方の足で靴のソールを滑らせながら、キュッと止まる手前でもう一方の足を前に出す。 やったことないですがスキーのような感じで下っていきます。 ただし、転んだら石に体をぶつけてケガするのは必至。 ルートは慎重に選んで進みましょう。 (リスクがあるので安全とわくわくドキドキを天秤にかけて自己責任で下りてください) 砂走りでは山師匠たちを引き離して先行く下山者をごぼう抜き。 とても楽しかった☆ いつかまた楽しみたいです。 砂走りを終えると一日ぶりに樹林帯を歩いて五合目に到着♪ ニッピンの店員さんの言う通り変化に富んだ須走ルート。 とても楽しい忘れることのない思い出となりました。 今度は妻と一緒に行きたいです。 お疲れさまでした。
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