ふと思い立って、森林限界の世界を見てみたいと思い立ち、弾丸ツアーを決行。 移動は横浜からバイクで3時間ちょっと走り、5時間コースの登山、3時間の帰り道。(実際は寄り道したのでもっとかかってます) バイク×登山は初めてのチャレンジでしたが、結果から言えばとても大変だったけど、なんとかなったという感じでした。 スタートは大弛峠。バスでもいけるそうですが、予約が必要なようで、実質自家用車専用と思った方がいいかもしれません。 甲府の近く、勝沼ICから40分ほど登っていくとたどり着きます。 ちなみにこの峠、自家用車で越えられる日本一高い峠なんだそうです。 登山自体はコースタイムで2.5時間程度だったので、それほど大した登山ではなかったです。 特別危険な場所もなかったですが、多少大きな岩を渡り歩くような場所もありました。 小学生も歩いていたくらいなので、初めての森林限界にはちょうど良いかもしれません。 歩き始めてすぐに苔が道の脇に茂っていて、いかにもな雰囲気があってとても気持ちいいです。 しばらく歩くと、細い木が少しまばらに生えたようなエリアが続きます。 地面が弱いのか木が弱いのか、倒れた木や折れた木なども道中で何度も遭遇します。 2400m〜2600mのエリアを歩くので、雲の中に入ったりすると、一瞬で別世界に迷い込んだように真っ白になります。 ちょうど雲がある高さのようで下にも上にも中からも見ることができます。 大弛峠についたときからですが、やはりかなり肌寒いです。 よく言われているように100mで0.6℃下がるとすると、18℃くらい低い計算になります。 真夏でも羽織るものをちょっと持って行ってもいいくらいですね。 ちなみに9月頭だと歩いていれば半袖でもよかったです。 頂上で留まるときは流石に寒いので上着が必要ですね。 道中は終盤まで木々が生い茂っています。かなりの高所なのでまばらではありますが。 山頂近くになると、ようやく森林限界感が出てきます。身長より高い木が減ってきて、最終的になくなります。 山頂付近の尾根は割とひらけた砂利道になっていて、そこから岩場をちょっと抜けて山頂です。 山頂標があるエリアの向かいには謎の岩が積み上がっています。 あたかも人が積んだかのような。あれは本当に一体なんなんだろう...。 頂上ではカップラーメンをいただきました。 ちょっと心配でしたが、ジェットボイルの着火装置も普通に使えました。 登山者は結構多く、行きは渋滞に阻まれて2時間ちょっとかかりましたが、帰りはスイスイと 1時間30分くらいで降りられました。 途中いい感じの老夫婦と仲良くなって談笑したりもしましたが。 下山後は友人と合流してのんびり帰宅。 ツーリングの疲れと登山の疲れが相まってくたくたになった9月の始まりでした。 雪のシーズンに入る前に森林限界見られてよかった〜!
終始苔が綺麗です。
空がとても青い。雲ってこんなに綺麗なのかと関心しました。
雲の中。一瞬で真っ白。
頂上付近。木の背丈が低くなってきます。
頂上手前の拓けたエリア。
頂上までのラストアタック。
山頂標。2599m
山頂より。雲の海って感じです
山頂標と山並み。
山頂付近の綺麗な緑。
これも山頂付近から
愛車です。
この活動日記で通ったコース
金峰山(大弛峠)
- 04:04
- 8.0 km
- 565 m
- コース定数 15