活動データ
タイム
19:34
距離
20.9km
のぼり
1005m
くだり
1005m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る日本百名谷の葛根田川を遡行して、大白森のピークをとって、明取沢を下降するという欲張りプラン。一泊二日ののんびり沢旅、になるはずだったのに…、二日目、出発早々膝に痛みが。原因はわからなかった。でも歩けないほどではないし、滝が出でくるとアドレナリンのせいか、痛くなくなるし(笑)それでごまかしながら歩いていたが、ついに強い痛みになり、痛み止めを飲むことに。それでも痛みはおさまらず、同行のお二方にかなり迷惑をかけた。大白森手前の斜面での藪漕ぎは本当にツラくて、トップを鈴木山八合目さん、後ろをヤマセミさんにフォローしてもらいながら登った。こんなつらい藪漕ぎははじめてだった。藪を抜けて湿原に出たときは、ほっとしたどころではなかった。しかし、ピークハント後も、下降点までは濃い藪を漕ぎ、下降点以降も雨による増水の恐怖に怯えながら。案の定、滝になると興奮で痛みはなくなるのだけど(笑)とはいえ膝の痛みは強くなる一方で、なかなかスピードが上がらなかった。本当にお二方がいなかったらやばかったし、お二方は気を揉んだと思う。痛みに耐えながら考えてたのは、山や自然に対して、どこかで傲慢だった自分がいたのではないか、ということだった。それだけに仲間のありがたさが身にしみた。そういう意味で忘れがたい沢旅になった。 下山翌日、病院に行きレントゲン、その翌日にMRIを撮ったら、半月板を損傷してるとのことだった。医者になかなか根性あるねと褒められた。だけど、少しの間大人しくしてようねと諭された。まあ、そういうことなんだろうな…。
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