【愛知】寧比曽岳(1121m)・筈ヶ岳(986m)

2019.09.01(日) 日帰り

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 7
休憩時間
55
距離
13.5 km
のぼり / くだり
850 / 858 m
1 3
5
55
7
1 43

活動詳細

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前日の草刈り作業にエネルギーを吸い取られて抜け殻状態。予定していた某県の山は、早々にあきらめた。そうだ、近場にも宿題がたくさん残っている。 そこで、深夜発で登山口に横付け。にしても、不安を覚えるほどの漆黒の闇。地理に不案内というのは致命的だよ。灯りを求め、そそくさと車を移動させました。 県道364号と367号の三叉路の水銀灯の下をベースとします。聞こえるのはただただ神越川(かみこしがわ)の瀬音ばかり。まさか、出ないだろうな、ツキノワグマ。 朝です!いやあ、いきなり寝坊じゃん!あわてて山じたくする僕の横をトレッキング・ポール突いて女性が通り過ぎる。かと思ううち、腰を曲げたおばあちゃんが背負子かついで通り過ぎる・・・ここってそんな人通りの多い道だったっけ? 愛知県豊田市御内町(みうちちょう)と言えば、豊田市の奥座敷のイメージ(失礼!)。この先、まだまだ集落があるだなんて、全く思いも寄らない。東切だっけ。例にもれず限界集落というやつでしょうか。 金蔵連峠(ごんぞうれんとうげ)に車を回してレッツゴー。ここは東海自然歩道になっていて、それなりに管理された山道です。でも、なんでゴールの寧比曽岳に登るのに、表玄関の旧伊勢神トンネルとか、大多賀峠から登らないのかって? 実はですね、寧比曽岳(ねびそだけ)自体は、二度登っているんですが、筈ヶ岳(はずがたけ)は未踏。特に、筈ヶ岳にコンニチワするのに「寧比曽岳からわざわざ高度を下げて登頂するのもなあ・・・」と変なこだわりがあったんです(笑)。だったら、筈ヶ岳を踏んでから寧比曽岳を往復する方が美しいかも・・・ということで(笑)。 林道と作業道と防火線が縦横無尽のエリアなので、紙地図とコンパスの出番も多い。何と五叉路も二箇所もある。行きは稜線に忠実にアップダウンを拾って歩きます。 アカマツの大木を見てすぐ筈ヶ岳登頂でした。岩に削られた山名標はパーフェクトな出来ですね。山頂を後にすると、ベテラン・パーティが登ってみえました。「筈ヶ岳はこちらですよね?」「そうそう、すぐそこです」みなさん、蚊取り線香の香りぷんぷんです(笑)。 寧比曽岳まではひと頑張り。二次林がいい感じ。シロモジは自然生えなんだろうか、植林山では結構自己主張してる。 寧比曽岳の山頂。改めていい山だと思う。目の前に仏庫裏(ぶくり)、その奥の猿投山、御嶽山と恵那山、大川入山。南には愛知本宮山や出来山。圧巻は南アルプスまる見えなところ。北岳から光岳、そして深南部に至るまで、仔細に眺められる立地の良さ。 荒川三山や赤石岳、聖岳あたりは一番存在感がある。大好きな不動岳も、はっきりしっかり見えている。 寧比曽山頂は老若男女集う憩いの場。その幸せそうな顔を見ているだけでも笑みがこぼれる。来て良かった。

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