活動データ
タイム
13:08
距離
22.0km
のぼり
2242m
くだり
2243m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る春の山開き、高陽山・鏡山で飯豊を眺め、二王子岳でも飯豊を眺めたら、飯豊山に登りたくなった。まだ登っていない福島県側から、本山小屋泊で行ってきました。 家を3時過ぎに出発。登山口の川入御沢野営場に4:40頃到着。まだ暗いが数台の車とテントが一張り。出発の準備をしていた。 朝食を食べ、5:05スタートです。10分で二本の栃と四本の杉の巨木のある御沢神社が登山口です。直ぐに急登が始まります。ソロの場合は最初のペースが肝心で。飛ばし過ぎぬようゆっくり登ろうと心がけた。 地図の長坂を、5:44下十五里、6:00中十五里、6:20上十五里。さらに6:42笹平、6:54横峰と予定より1時間も早い。7:14峰秀水の水は冷たくて美味しい。7:24地蔵山分岐。この先、三国岳への登りが剣ヶ峰の岩場です。 この辺から深山車花など沢山の花が見られる。剣ヶ峰を慎重に登る。振り返ると磐梯山が見え、風も思ったほどなく助かった。8:15三国小屋が建つ三国岳に到着。この時点で予定より2時間近く早い。小屋番さんから、私のザックが大きかったのか、どこまで縦走するのと言われてしまった。昔のシュラフが大きいのでザックが膨らんでいたのです。明日は2ヶ月居た小屋を降りるとのこと。 三国岳からはアップダウンを繰り返し、切合小屋を目指す。9:01七森、9:28種蒔からのお花畑でコバイケイソウ、ヨツバシオガマなどが咲いていた。9:50切合小屋到着。ここまでは順調で、水を補給する。今日の宿泊は10人程との事。大日杉を5:30スタートの登山者と遭遇。日帰りのようである。 切合小屋の先にもお花畑があり和ませられる。草履塚からはアルプスを思わせる稜線歩きで気持ちが良いが、難所の御秘所が待っています。白い帽子を被った姥権現の周りもミヤママツムシソウ、トリカブトなどのお花畑です。 いよいよ御秘所ですが、左脚太腿が攣りそうになった。直ぐにコムレケアを飲んだら何とか凌げたが、御秘所の数メートルが緊張した。残すは本山小屋手前の御前坂が大きく立ちはだかっていた。 御前坂は本当にキツかった。次々に後続の登山者に追い抜かれた。本山小屋泊なので焦らずゆっくり登る。テント場では先程追い越して行った方がテント張りをしていた。朝殆ど同時に出発した登山者が下山して来た。日帰りですか?と聞いたら、当然のように「はい」と。「凄いですね」と返すしかなかった。 11:50本山小屋到着で一番乗りでした。清掃管理協力金2500円です。その後続々入って来て3時には8組12名ですがゆったりスペースです。 風が強いので、小屋で昼食休憩後、小屋から20分の飯豊山頂へ。1984年(S59)以来35年振りに「飯豊山一等三角点2105.14m」のある山頂に立つことが出来ました。風は強いが雨の心配はない。北側には、大グラ尾根、西に御西岳への稜線が見えたりガスで見えなくなったりしていた。 小屋に戻ると何もすることがない。このような時間を過ごせることは滅多になく、身体の休息と携帯で電子本を読んでゆっくり過ごす。17時前に夕食を食べ、後は寝るだけですが、18時頃から夕日が現れ、刻々と変わる雲の流れと色彩を風が強い中30分ほど楽しんだ。山小屋泊の醍醐味である。 眠いはずが、久しぶりの小屋泊で興奮しているのか眠れない。外で感じる風の強さより、小屋内での風の音はもっと強そうだ。 9月1日の朝、期待していた朝日と風景はガスの中でした。小屋番の人達がお先にと5時30分に下山開始。私も6時前に下山スタート。御前坂を下りると風も弱まりました。 剣ヶ峰を降りる前に、三国小屋前で休憩し備える。地蔵山下分岐で時間に余裕があるので、地蔵山に寄ろうと登るが、小さなお地蔵さんがあるだけで山頂標識はない。地図上では二等三角点があるが道は無かった。 ブナの巨木を眺めながら、10:32御沢野営場に下山しました。「いいでのゆ」で汗を流し(500円)帰路に着く。
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