サクサクっと。

2019.09.01(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 54
休憩時間
47
距離
3.8 km
のぼり / くだり
159 / 160 m

活動詳細

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本来であれば大杉谷登山口から登りたい。 しかし、日程などを考えると大台ケ原ビジターセンターからを選ぶ。 伊吹山から大台ケ原ビジターセンターまでサクサクっと行けると思い、下道を選び、その移動中に仮眠する作戦を試みた。 その作戦、サクサクっと覆る。 夕方の渋滞、伊吹山からの大台ケ原ビジターセンターまでの距離の楽観視、走り慣れない狭い道路、北九州ナンバーを煽る軽自動車に乗る奈良県民、寝るに寝れない。 大台ケ原ビジターセンターに着いたのは夜10時。 空を見上げると、疲れと睡魔を忘れさせる数々の星。 サクサクっと寝る準備が出来ない。 車内からサンルーフ越しに、コンタクトレンズを外し視力0.02の裸眼でもクッキリと見える北斗七星。 朝4時半、眠たい目をこすりスタートする。 すると登山口には目が覚める文字が目に入る、「熊出没」。 熊鈴をこれでもかと言うくらいにりんりんと鳴らしながら登る。 ヘッデンの光の先、光る二つの球体。 明らかにこちらを見ている。 この瞬間、背筋が凍りついた。 47年10ヶ月、この人生が終わる。 と、確信に変わる前に鹿である事が判明した。 気を取り直し足早にサクサクっと山頂を目指す。 忘れられない大台ケ原山の御来光となる。 あぁ、素晴らしき大台ケ原山! 追伸。 久しぶり他県に行き煽られた。 離合が出来ない細い道、僕の前を走るのはおそらく地元の人が乗っているであろう軽トラック。 明らかに煽っていないよアピールの車間距離を取るが、後ろからは、僕の運転席ドアミラーにヘッドライトの光が映り込むように自分の車の存在をアピールする軽自動車。 「あなたのように僕もこの前の軽トラックを抜き去りたい。 でも僕の前を見てみろよ、軽トラックが走ってるじゃないか、しかも狭い道路だよ、落ち着こうよ」 と自分自身にも言い聞かせた。 しばらくすると、ルームミラーを見ると、後ろの軽自動車は、その軽自動車の後ろにいた車を先に行かせ、僕の車と煽る軽自動車との間に別の車を入れたようだ。 他県ナンバーと気付いてくれたのか、連日のテレビのように煽り運転だと気付いたのか、とにかく何事もなく良かったと思う。

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