活動データ
タイム
06:57
距離
9.0km
のぼり
899m
くだり
1053m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るRifugio LagazuoiからRifugio Averauへ 朝食6:30より少し早くロープウェイ駅に向かうと見事なご来光。旅の安全を祈り、山小屋に戻る。朝の写真を撮り終えた清水さんに山小屋で買ったAV1専用の地図を片手におすすめルートを教えてもらう。 山小屋を後にすると、ロープウェイ駅のすぐ近くにトンネル入口があった。中を覗くと真っ暗だ。念のため2個目のヘッデンを首から提げて1時間程度、トンネルを下る。弾薬室、作戦室、寝室など機能別の部屋を追っていく。段差が大きい階段は濡れていて吐く息は白い。戦争の経験を後世に残す努力は必要だ。維持費がかかるであろうに、この施設を無料で開放しているイタリア政府は太っ腹だと思う。 トンネルを抜け、Passo Falzarego(2105m)まで下る。ケーブルカー駅前の土産屋で地図付きガイドブックと両足の保護用にプラスターを購入。 トレイル441を歩き始めると、Lago de Limedesで撮影を終えた清水さんとすれ違う。丁寧に山小屋までの行き方を教えてもらうが、足をかばって歩きやすいジープ道を進むうちにCroda Negra(2518m)へ進むトレイル422に迷い込んでしまう。GPSアプリViewrangerで現在地を確認しつつLagoまで戻る。静かな湖の過ぎ、目の前にそびえる特徴的なAverau山(2649m)を目指す。今夜の小屋は同山を巻き込んだ場所にある。足の痛みで500mほどの標高がなかなか稼げない。やっとの思いで小屋に到着すると、噂通り、山小屋というよりも山岳ホテルのような充実ぶりだ。ふかふかの布団、清潔なシーツに無料のバスタオル。同室にはアラスカから来たトランプ大統領似の大柄の男性とペンシルベニア州出身の夫婦。荷物はポーター任せのセレブ旅行中だという。 お腹が空いていたので18:30の夕飯前にレストランへ降りてぼんやりしていると、少し怪しい日本語に変換されたメニューが差し出された。ここはロープウェイ駅にあるので観光客も多いのだろう。三品コースはそれぞれ7-8種類から選べる充実ぶり。AV1沿いでは最も美味しいという評判に納得。地元名物の赤カブのラビオリ、サラダ、メインのお肉、手製バニラアイス・ラズベリーソース添え。 隣の席で同じく一人で食事をしていた韓国人男性に挨拶すると、グーグルマップで迷って数時間も小屋の周辺を歩き続けて疲れたという。よほどお疲れのようで一品目のスープを少し口にしただけで、部屋に戻っていってしまった。いくらロープウェーでアクセス可能とはいえ、道を間違えれば、崖っぷちを狭いトレイルで進むか、ビアフェラータのコースに出てしまう。スニーカーとグーグルマップだけでは足りないだろう。 (地図はイタリアを選択できないので便宜上の選択です。)
動画
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