東大巓 姥湯口

2019.08.25(日) 日帰り

活動データ

タイム

09:53

距離

15.8km

のぼり

1227m

くだり

1226m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 53
休憩時間
1 時間 1
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1227 / 1226 m
52
2 20
27
8
30
17
57
32
1 56
34
24
9

活動詳細

すべて見る

ここ数日夏バテ気味なので山登りは控えて、車で行ける近場の姥湯温泉へ。 でも気温が下がって調子がでてきたのと、姥湯口登山道が刈り払いされたことを思い出したので、 毎年訪れている弥兵衛平湿原の草紅葉が始まる前に登山道の様子を見に行ってきました。 この登山道は昨年までは刈り払いがされておらず、深い笹薮漕ぎでは足元の段差が見えないために かなり気を使っての下山を強いられましたが、今回はとても快適に歩けました。 恒例の秋の紅葉散歩が楽しみです。 いつものことながら景色の良い場所では思いっきり長居してしまって、肝心の姥湯温泉には 日帰り入浴チェックイン締め切り時間ギリギリに到着。 今回はなんとか間に合って良かったー。(^o^)/

吾妻山・一切経山 板谷へ向かう道中、四季を通じていつも眺める稜線。右奥に東大巓。
板谷へ向かう道中、四季を通じていつも眺める稜線。右奥に東大巓。
吾妻山・一切経山 車を停めて、まずは姥湯温泉に下ります。そして吊り橋の架かる砂防ダムの左岸の尾根を登ります。
車を停めて、まずは姥湯温泉に下ります。そして吊り橋の架かる砂防ダムの左岸の尾根を登ります。
吾妻山・一切経山 最初は鉄の階段から。数十年前の登山口はここではなくて露天風呂のすぐ横だった記憶があります。
最初は鉄の階段から。数十年前の登山口はここではなくて露天風呂のすぐ横だった記憶があります。
吾妻山・一切経山 急登が緩む頃にはこの辺り特有のコメツガとクロベの林になります。木々の隙間からは観音岩と三階滝が見えます。
急登が緩む頃にはこの辺り特有のコメツガとクロベの林になります。木々の隙間からは観音岩と三階滝が見えます。
吾妻山・一切経山 ズームで。 数十年前の地形図によると、兵子に登る登山道はこの横を辿るルートだったのかな。
ズームで。 数十年前の地形図によると、兵子に登る登山道はこの横を辿るルートだったのかな。
吾妻山・一切経山 急登を過ぎて薬師森との分岐の稜線にのりました。この付近の道標は熊のおもちゃなのか、どんどん削られていきます。(^-^;
急登を過ぎて薬師森との分岐の稜線にのりました。この付近の道標は熊のおもちゃなのか、どんどん削られていきます。(^-^;
吾妻山・一切経山 きれいに刈り払いされた快適な道を進むとやがて美しいダケカンバの林。ここから沢沿いの道に変わります。
きれいに刈り払いされた快適な道を進むとやがて美しいダケカンバの林。ここから沢沿いの道に変わります。
吾妻山・一切経山 最初の沢を渡渉。水の量は少なく滑りやすいので下ばかり見ていると登り口を見失うので要注意。
最初の沢を渡渉。水の量は少なく滑りやすいので下ばかり見ていると登り口を見失うので要注意。
吾妻山・一切経山 昨年までは深い笹薮だったダケカンバの道もすっかり快適な道に。刈り払いされた方に感謝です。ありがとうございます。
昨年までは深い笹薮だったダケカンバの道もすっかり快適な道に。刈り払いされた方に感謝です。ありがとうございます。
吾妻山・一切経山 沢沿いの道はショートカットの道に変わって大きな岩の続く急な道に。でもここも刈り払いが完璧です。
沢沿いの道はショートカットの道に変わって大きな岩の続く急な道に。でもここも刈り払いが完璧です。
吾妻山・一切経山 姥湯分岐に到着。ここの道標も熊のおもちゃに。滑川温泉からの道も分岐付近では刈り払いされていましたが全部かどうかは未確認です。(^^;)
姥湯分岐に到着。ここの道標も熊のおもちゃに。滑川温泉からの道も分岐付近では刈り払いされていましたが全部かどうかは未確認です。(^^;)
吾妻山・一切経山 2回目の渡渉。今は水量は多くなく硫黄の匂いが漂う沢です。
2回目の渡渉。今は水量は多くなく硫黄の匂いが漂う沢です。
吾妻山・一切経山 滑りやすい木製の梯子が数か所に。金属のロングボルトが芯になっているので意外としっかりしています。
滑りやすい木製の梯子が数か所に。金属のロングボルトが芯になっているので意外としっかりしています。
吾妻山・一切経山 潜り滝。3回目の渡渉。木々の葉が落ちた季節には滝の上部だけ見えるのですが、今日は水の音だけ。
潜り滝。3回目の渡渉。木々の葉が落ちた季節には滝の上部だけ見えるのですが、今日は水の音だけ。
吾妻山・一切経山 やっと東大巓が見えてきました。奥深い山です。
やっと東大巓が見えてきました。奥深い山です。
吾妻山・一切経山 ここから2回ほど小沢を渡りますが、水量は殆ど無く苔むしていてやたらと滑りやすいので要注意です。ここの道標も熊のいたずらで無残。
ここから2回ほど小沢を渡りますが、水量は殆ど無く苔むしていてやたらと滑りやすいので要注意です。ここの道標も熊のいたずらで無残。
吾妻山・一切経山 ダケカンバが美しい快適な道が続きます。この辺りは秋には紅葉がとても映える場所でお気に入りのエリアです。
ダケカンバが美しい快適な道が続きます。この辺りは秋には紅葉がとても映える場所でお気に入りのエリアです。
吾妻山・一切経山 道が右に折れるといい感じの森の中を辿るようになります。
道が右に折れるといい感じの森の中を辿るようになります。
吾妻山・一切経山 稜線までしばらく急登が続きますが刈り払いは完璧です。去年は足元の見えない笹藪でここを下るのに苦労しました。
稜線までしばらく急登が続きますが刈り払いは完璧です。去年は足元の見えない笹藪でここを下るのに苦労しました。
吾妻山・一切経山 木道が所々にある稜線の道を辿り、やがて金明水のある湿地帯に出ると一気に展望が開けます。
木道が所々にある稜線の道を辿り、やがて金明水のある湿地帯に出ると一気に展望が開けます。
吾妻山・一切経山 金明水。水量は少ないですが相変わらず冷たくておいしい水です。
金明水。水量は少ないですが相変わらず冷たくておいしい水です。
吾妻山・一切経山 周辺の湿原には、イワショウブ、ウメバチソウ、オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ等、すっかり秋の気配。
周辺の湿原には、イワショウブ、ウメバチソウ、オヤマリンドウ、ミヤマアキノキリンソウ等、すっかり秋の気配。
吾妻山・一切経山 金明水からちょっと進むとお気に入りの風景。弥兵衛平湿原の台地の端の草原地帯。コメツガやオオシラビソの針葉樹がアクセントです。
金明水からちょっと進むとお気に入りの風景。弥兵衛平湿原の台地の端の草原地帯。コメツガやオオシラビソの針葉樹がアクセントです。
吾妻山・一切経山 その台地に乗って刈り払いが完璧にされた快適な木道をぐんぐん進むとお馴染みの明月荘に到着。
その台地に乗って刈り払いが完璧にされた快適な木道をぐんぐん進むとお馴染みの明月荘に到着。
吾妻山・一切経山 ここから東大巓か弥兵衛平湿原かどちらを先に行くか迷いましたが、湿原でのんびり昼ご飯を食べたかったのでまずは東大巓へ。
ここから東大巓か弥兵衛平湿原かどちらを先に行くか迷いましたが、湿原でのんびり昼ご飯を食べたかったのでまずは東大巓へ。
吾妻山・一切経山 アカモノの群落。ついこの間まできれいな花だったのに今は熟した実になっています。
アカモノの群落。ついこの間まできれいな花だったのに今は熟した実になっています。
吾妻山・一切経山 振り返ると弥兵衛平湿原の上にだけ日があたっていい感じ。右端には明月荘。 この時点ではまだ天気が良かったのですが…
振り返ると弥兵衛平湿原の上にだけ日があたっていい感じ。右端には明月荘。 この時点ではまだ天気が良かったのですが…
吾妻山・一切経山 縦走路との分岐に出ました。いつも通り誰とも会わずに静かなところです。
縦走路との分岐に出ました。いつも通り誰とも会わずに静かなところです。
吾妻山・一切経山 東大巓のピークは藪の中で展望無しというのは有名ですが、東大巓の魅力はその周辺にあります。
東大巓のピークは藪の中で展望無しというのは有名ですが、東大巓の魅力はその周辺にあります。
吾妻山・一切経山 東斜面の草原にはウメバチソウ、シラネニンジン、モウセンゴケ、すっかり秋の気配。草紅葉が楽しみです。
東斜面の草原にはウメバチソウ、シラネニンジン、モウセンゴケ、すっかり秋の気配。草紅葉が楽しみです。
吾妻山・一切経山 クロマメノキの実はまだ緑のまま。今年はちょっと不作かな。
クロマメノキの実はまだ緑のまま。今年はちょっと不作かな。
吾妻山・一切経山 ゴゼンタチバナの実。なぜか初雪を被った時のイメージがあるこの葉と実を見ると、また冬が来るんだなーと思います。
ゴゼンタチバナの実。なぜか初雪を被った時のイメージがあるこの葉と実を見ると、また冬が来るんだなーと思います。
吾妻山・一切経山 東大巓から下りて弥兵衛平の木道を進みます。この頃にはすっかり怪しい雲行きに。天気図には表れない上空の寒気団のせいだな。
東大巓から下りて弥兵衛平の木道を進みます。この頃にはすっかり怪しい雲行きに。天気図には表れない上空の寒気団のせいだな。
吾妻山・一切経山 晴れていれば真っ青な水面になるのですが今日はどんより。初秋の根釧原野を思い出します。
晴れていれば真っ青な水面になるのですが今日はどんより。初秋の根釧原野を思い出します。
吾妻山・一切経山 北に進むとキンコウカが目立ってきました。遠くには雨雲に覆われた西吾妻。
北に進むとキンコウカが目立ってきました。遠くには雨雲に覆われた西吾妻。
吾妻山・一切経山 湿原の北端、立岩登山口方面に足を延ばしてみます。3年前の豪雨被害で立岩までの林道が決壊する前は毎年登ってきた登山道です。
湿原の北端、立岩登山口方面に足を延ばしてみます。3年前の豪雨被害で立岩までの林道が決壊する前は毎年登ってきた登山道です。
吾妻山・一切経山 道は藪の中に消えてます。(^◇^;) 立岩へ通じる林道が決壊したままではこの登山道も廃道になるのは時間の問題。悲しいけど自然には勝てず。複雑な気持ちで引き返します。
道は藪の中に消えてます。(^◇^;) 立岩へ通じる林道が決壊したままではこの登山道も廃道になるのは時間の問題。悲しいけど自然には勝てず。複雑な気持ちで引き返します。
吾妻山・一切経山 草紅葉になる前の湿原の淡い黄色はキンコウカの強い黄色といい感じで馴染んでいます。
草紅葉になる前の湿原の淡い黄色はキンコウカの強い黄色といい感じで馴染んでいます。
吾妻山・一切経山 明星湖。風が無くて背景が秋の青空ならば天空の池になるのですが、今日はフツーの湿原の池。残念。
明星湖。風が無くて背景が秋の青空ならば天空の池になるのですが、今日はフツーの湿原の池。残念。
吾妻山・一切経山 つかの間の青空。すぐに雨雲が攻めてきました。遠くの東大巓にはスポットライト。
つかの間の青空。すぐに雨雲が攻めてきました。遠くの東大巓にはスポットライト。
吾妻山・一切経山 暗黒の雨雲に続く木道。湿原を照らすスポットライトとの対比が妙に不気味です。この後、パラパラと雨。
暗黒の雨雲に続く木道。湿原を照らすスポットライトとの対比が妙に不気味です。この後、パラパラと雨。
吾妻山・一切経山 池塘に浮かぶホソバウキミクリが作る絵。約40年前まだ高校生だった頃、山と渓谷社の図鑑で見た光景。それは抜けるような青空の写真でしたが、空の色を除けば当時と同じ構図。
池塘に浮かぶホソバウキミクリが作る絵。約40年前まだ高校生だった頃、山と渓谷社の図鑑で見た光景。それは抜けるような青空の写真でしたが、空の色を除けば当時と同じ構図。
吾妻山・一切経山 だいぶ歩いてから雲の切れ間に青空が!木道を走って引き返して再び撮影。また長居してしまう。(^-^; でも印象派のような美しい絵を見れてよかったー。
だいぶ歩いてから雲の切れ間に青空が!木道を走って引き返して再び撮影。また長居してしまう。(^-^; でも印象派のような美しい絵を見れてよかったー。
吾妻山・一切経山 さらに引き返すと、雲の流れでモザイク模様が湿原の上で踊っています。ずっと見ていたい光景。
さらに引き返すと、雲の流れでモザイク模様が湿原の上で踊っています。ずっと見ていたい光景。
吾妻山・一切経山 明月荘手前の人が作り上げた庭園のような景色。でもこの後、明月荘を過ぎた頃には本降りの雨に。(T_T)
明月荘手前の人が作り上げた庭園のような景色。でもこの後、明月荘を過ぎた頃には本降りの雨に。(T_T)
吾妻山・一切経山 潜り滝まで下りてきたころに雨雲域から逃れて日差しが戻ってきました。木漏れ日が心地いいです。山の上は相変わらずどんより。
潜り滝まで下りてきたころに雨雲域から逃れて日差しが戻ってきました。木漏れ日が心地いいです。山の上は相変わらずどんより。
吾妻山・一切経山 ダケカンバの林に日差しが差し込みます。カラッとした空気が心地よいです。
ダケカンバの林に日差しが差し込みます。カラッとした空気が心地よいです。
吾妻山・一切経山 時間が無かったので薬師森分岐はそのまま進み、コメツガとクロベの林まで戻ってきました。この針葉樹からの木漏れ日には癒されます。
時間が無かったので薬師森分岐はそのまま進み、コメツガとクロベの林まで戻ってきました。この針葉樹からの木漏れ日には癒されます。
吾妻山・一切経山 そして、激下りもそろそろ終わる頃に当初の目的の姥湯温泉が見えてきました。
そして、激下りもそろそろ終わる頃に当初の目的の姥湯温泉が見えてきました。
吾妻山・一切経山 登山口を過ぎてあと一息。桝形屋に続くこの坂が意外とキツイ。ギリギリで日帰り入浴チェックイン時間内に間に合いました。
登山口を過ぎてあと一息。桝形屋に続くこの坂が意外とキツイ。ギリギリで日帰り入浴チェックイン時間内に間に合いました。
吾妻山・一切経山 今日のお湯は温めでした。お湯から上がると露天風呂の向かいの崖の上には午後の日差し。美しいです。
今日のお湯は温めでした。お湯から上がると露天風呂の向かいの崖の上には午後の日差し。美しいです。
吾妻山・一切経山 いつも前を通るときに落石が不安になる大日岳山腹の崖。5月にはあの上を歩いたんだなーとしみじみ。
いつも前を通るときに落石が不安になる大日岳山腹の崖。5月にはあの上を歩いたんだなーとしみじみ。
吾妻山・一切経山 ムシカリはすっかり秋の気配。
ムシカリはすっかり秋の気配。
吾妻山・一切経山 道中に咲いていたウメバチソウに夕方の日差しがあたっていい感じ。秋にまた来るよー。
無事下山。
道中に咲いていたウメバチソウに夕方の日差しがあたっていい感じ。秋にまた来るよー。 無事下山。

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