日本最高所野天風呂@本沢温泉

2019.08.25(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 59
休憩時間
4 時間 47
距離
6.2 km
のぼり / くだり
674 / 192 m

活動詳細

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かねてから行きたかった「日本最高所の野天風呂」がある八ヶ岳の本沢温泉へ。 本沢入口に駐車してスタート。朝9時半頃で既に満車、運良く空きがあった。よく踏まれた歩きやすい登山道を登って行く。一時期の酷暑はどこへやら、適度な暑さが清々しい森の中を歩く。 子供の頃の夏ってこんな感じで程よく暑くて、最近みたいに具合悪くなるような暑さはなかったよなぁ・・・。 2時間程で本日の幕営地・本沢温泉に到着。テントは¥600、そして目的の野天風呂も¥600。ちなみに内風呂は¥800で野天風呂とは違う泉質らしい。 木立に囲まれ、すぐ横を沢が流れる静かなテント場。夕食に向けて缶ビールを冷やしておく。この日は3張。テント設営後は夕方までたっぷり昼寝を。 夕食前にお目当ての野天に向かう。歩いて7、8分とちょっと距離がある。山中で風呂上がりの女性とすれ違う。「今なら誰もいませんよ~」と聞き、これはチャンス! 何しろ混浴で脱衣所すらない野趣溢れるというか「まんま外」な風呂だから一応水着も持ってきたが、小屋番さんに聞いたら「人がいたら時間ずらすとか、男性ならそんなに気にしなくていいですよ」と言われたので、素のままで向かう。 野天風呂というと「野天湯へGO!」の山田べにこを思い出す。超低予算ながら面白い番組だった。べにこ引退したらしいけど、何してるんだろう。彼女の山グッズはバーグハウスが提供していた。(下山後に調べたら、本沢温泉も番組で取り上げられていた。さすがべにこ!) 硫黄臭漂う渓流にその風呂はあった。5人も入ればいっぱいの浴槽。周りは岩と沢だけ、正に野天。白濁してうっすらと鉄の匂いがするややぬるめのお湯はのんびり浸かるには丁度いい。 見上げると翌日登る硫黄岳が。いい眺めだ。今日はあまり歩いていないので疲れも少ないが、長時間歩いた後でこれに浸かったら極楽だろう。 僅かなぬめりを持つお湯で、しばらくすると血行が良くなって体全体が赤くなってくる。こんなにポカポカするお湯ってあまり経験ない。すごい効能。すっかり温まってテント場に帰る。いい湯だった。 下山途中でカモシカに遭遇。目の前2mのところにいたのに全く気付かず、思わず声を上げる程びっくりした。熊じゃなくて本当によかった。 【参考】 ・夏用シュラフで耐寒は問題なし。 ・テント場から小屋のトイレまでは3分程度(納屋の裏手にあってわかりにくい)、水場はテント場付近の沢水は要煮沸、小屋の湧水は直接飲用可。 ・野天風呂は当然脱衣所なし。 ・小屋の売店のビールは缶の他、生も販売。

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