敗退の北アルプス 飛騨沢ピストン

例年だと8月はロングで海外なのだが、遠征登山を3発の為に自重。 今回の北アルプスは、その最終。 新穂高温泉から槍ヶ岳を抜けて南岳山荘までが初日。 そこから白出コルまで歩いて、そのまま沢を降って新穂高温泉まで。 結果は槍ヶ岳のピストン。 下の無料駐車場が満車だったので、上の鍋平駐車場になったのは予想の範囲内。 3時発の予定が目覚めたら5時過ぎていたのは予想外。 初日を槍ヶ岳泊にして、2日目を早立ちすることとした。 千丈沢分岐辺りから体調がイマイチな感じが少し出だした。 その時はそれ程辛くなかったから登り続けたのだが、軽い頭痛と気怠さを感じるようになってきた。 テン場まであと300m程。 取り敢えず登ってしまって休もうと考え、先へ進む。 山荘にてテントの受付をして、明日の弁当も注文をした。この時はまだ、明日も山行を続ける気だった。 テントを張ったりしていると身体が楽になった感じがした。 ガスっていたが、山頂へむかった。 コレがマズかった。 登っている途中から頭は痛い、クラクラする、吐き気はする… 取り敢えず山頂祠前でぐったり休んでから降りた。 降りてから直ぐに吐いた。 何も吐くものが無いのか、胃液まで吐いた。 二日酔いでもないのに… 吐いたら少し楽になったので、取り敢えず飯にした。 ビールも呑んだ。 晩飯を食べながら、明日の山行を中止して下山することにした。 要は体調管理がなっていなかったと言うこと。 夜中、テン場から大喰岳を残念な気持ちで眺めていた。 朝、雷鳥親子が遊びにきた。 初日の夕方もちょろちょろと見えたが、今山行は雷鳥と戯れにきたと言うことで。 下山時はピンピンしていた。 凹んでいても仕方がない。また登りに来よう。