活動データ
タイム
06:50
距離
11.1km
のぼり
581m
くだり
583m
活動詳細
すべて見る大岩ヶ岳は、武庫川水系羽束川の千苅ダム湖の東側に位置する山で、標高は384mです。JR宝塚(福知山)線の道場駅から千苅ダムを通って、左岸の盛り上がりの稜線をたどれば着きます。山頂はちょうど三田市、神戸市北区、宝塚市の三市境界になっています。名前の通り、岩が随所にあって、ハイキングにアクセントをつけてくれます。特に山頂東側の東大岩ヶ岳の北尾根に広がる馬の背(竜の背)は、赤っぽい露岩が大きく広がった地形。見晴らしもよく、おもしろい所です。 そしてこの山域のもう一つのアクセントはなんといっても丸山湿原。立札の説明によると、この湿原は兵庫県を代表する湿原で、中間湿地といって、高層湿原のような泥炭は溜まらず、貧栄養の湿原だそうです。江戸時代に人間が山を禿山にしたことで浸食とともにシルトが大量に流れ出し、これが堆積してできたそうです。したがって、太古からある湿原ではなく、3~400年程度の短い歴史しかないそうです。今回、サギソウが見れたらいいねということでやってきましたが、二つ目の観察ポイントで、まずまず近くにたくさんのサギソウを見ることができました。もう一つ見れたらいいねのハッチョウトンボは、残念ながら姿を現してくれませんでした。 でも、そのかわりに3種のセミを聞き比べ、姿を見ることができました。ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシです。ヤママユガ科のオオミズアオとヤママユガも、街中では最近見ることがまずなくなった大型の蛾ですが、こんな都会に近くの自然で見ることができました。
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