美し森・天女山（2019 ⑪）

ひとりで行けて、のんびり歩けるような山はないかなーと考えて思いついたのが美し森でした。 清里へは数年前に、映画『西の魔女が死んだ』のセットを見るために訪れたことがあって、そのときは森の中は少ししか歩かなかったけど、雨に濡れた新緑が綺麗で、いつかトレッキングしてみたいと思ったのを覚えています。 調べてみると日曜の天気は晴れだし、電車のチケットはまだ残ってる。これは行くしかない！と、とりあえずチケットを予約して計画を立て始めました。 …が、行きも帰りもバスへの接続が悪い…。1時間の車道歩きもやだけど、50分バス停で待ってるのもやだな…で、結局歩く方を選びました。 足はきつかったけど、風があったおかげで案外気持ちよく歩けました。帰りは少し疲れたけど…笑 歩き始めてすぐに美し森山頂に到着して、羽衣の池に向かったけど、びっくりするほど人がいない。夏休みの清里ならけっこう人がいるのではと思っていたのに、あまりにすれ違う人が少なくてだんだん不安になってくる。いつもの3倍は地図を見て歩いていたかな…笑 羽衣の池ではランチ中のお姉さんが話しかけてくださいました。昔旦那様といらっしゃったのだとか。素敵だなあ。 この後2組の団体様と会ったけど、そのほかはほとんど会わなくて、道は不安だし鬱蒼とした茂みを歩くの怖いし虫も多すぎて怖いし、ひとりだとマイペースに歩けて自然を楽しめる感じはするけど、やっぱり友達と登るのはいいなーと思ってしまいました。（と言いつつもきっとまたひとりで山に行くと思うけれど。） ただ、道中本当に人がいなくて、見渡す限り山と草原しかなかったとき、自然に溶け込めたような気がして気持ち良かったです。 美し森から天女山への道は、森や茂みを歩いたり、沢を渡ったり、滝や牧場の牛たちを眺めたりと、色々な楽しみがありました。また別の季節に行ってみたいかな。（夏は虫が…蝶々とトンボが好きな方にはオススメです。とっても綺麗な蝶々が何種類もいたし、オニヤンマみたいな巨大トンボもいましたよ。） ちなみに、今日の温泉は甲斐大泉駅近くのパノラマの湯です。♨︎ 生憎富士山は見えなかったけど、広々してて綺麗でした。お土産も買えます。