奥穂〜ジャン制覇

2019.08.24(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 2
合計時間
8 時間 8
休憩時間
1 時間 2
距離
7.2 km
のぼり / くだり
660 / 1492 m
30
56
14
5
6
3
15
9
43

活動詳細

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ついにこの日がやってきた。 日本国内にある3000m峰29座コンプリート! 29summiter となりました。 一般的には国内3000m峰は、YAMAPバッジにもある通り21座 しかし、自分が目指したのは、枝尾根、付属峰を含めた29座。 この付属峰、多くは縦走路中にあったり、少し足を伸ばせば踏めます・・・が! ジャンダルムだけは別格! 奥穂高岳からピストンで踏むにしても、コースタイムで片道1時間の急峻な岩場を行かなければ踏めません。 そのジャンダルムを踏むために、敢えて29座を自分に課しました。 さてさて、その制覇の山行は、天気予報に右往左往して、出発当日まで他の山にするか悩んでいましたが、なんとか予報が回復したのでいざ! コースは、深山荘に車を止め、白出沢から穂高岳山荘へ登り、ジャンダルム、西穂高岳を経て、ロープウェイで下山のコース。 白出沢ルートは、昨年の槍への縦走で使ったルート。 嫌いじゃないけど、案外大変。 そんな白出沢のガレ途中に、ヤマッパーあめさんが! 遠目でも『もしかしてらいじんぐさん?』と思わせる、特異ないでたちをしているようですσ(゚∀゚ ) 穂高岳山荘まで登り、宿泊の受付時間10時まであめさんと談笑。 ちなみに外のテラスの到着時の気温は6度。 寒いです! 受付を済ませ、宿泊アイテムを小屋にデポって、目指すは紀美子平!(笑) 重太郎新道で前穂は踏んだけど、吊尾根歩いてないから繋がってなかったので、稜線繋ぎです。 小屋に戻り、6人部屋で同室になった4人パーティーはとても静かな4人。 イビキも何もなく、快適な空間。 おかげで日没前から爆睡! 翌、午前3時半起床。 身支度を整え、4時半行動開始。 生憎のガス模様。 極小雨もパラつき、小屋前は濡れている。 正直ジャンに行くか悩む。 濡れて危なくないか? ガスで何も見えないのでは? 風も強いし危険では? 色々な思いに苛まれながらも、とりあえずは奥穂へ。 幸いにも途中からルートは乾いている。 風もさほどではない。 行くべし!! 気持ちを奮い立たせ、ルートへと足を踏み込む。 岩! 難所! さすがのルート。 少し歩いて、コースを示す○印が無かったら間違えています。 ずっと岩なので、どこでも歩けると言えば歩けるような感じなので、何度かルート外れました。 特にザレ場で道を外すと危険なので慎重に。 ジャンダルムへの取付きは、大きく西穂側に回り込んで、○印を確認してから登って下さい。 これも、どこからでも登れそうなので、取り付いてしまうと、最後のあたりで全部が浮いた岩に難儀します。 なんとかジャンダルム到達! タイミングよくガスが抜け、奥穂も見える! 西を向けば、ジャンダルムの影がブロッケンに! 3000m峰制覇を祝してくれているような景色を堪能。 しかし、まだ先は長い。 岩場の難所はまだまだ続く。 そう、このコースの嫌な所は、その長さ!? 涸沢岳から北穂までも難しいけど2時間程度。 大キレットも3時間程度。 しかし、奥穂から、気の休まる西穂独標まで6〜7時間程度の難所続き。 気力と体力の充実なくして縦走出来るルートではない。 しかし、これはあくまでも私感ですが、同じ時間単位で切り取れば、難易度は 涸沢岳〜北穂 > 大キレット > 奥穂〜西穂 という感じでした。 基本的には、どこでもザックを下ろして休めるし、岩稜の難所というより、ザレ、ガレの難所というイメージ。 だけど、名のある難所ではない所で、いきなりどう登っていいかわからなくなるようなところもあり、やはり、その行動時間も相まって、優しいルートではないことは確かです!! 今回の山行で、 3000m峰制覇 槍穂縦走路繋ぎ 穂高岳コンプリート と、色々と記念になる山行になりました。 ---------後記--------- なんとなく、山行に目的をもって登っていこうかな?と思い立って掲げた3000m峰全制覇。 最初に登った御嶽山はYAMAPと出会うはるか前の2013年 その後、富士山、塩見岳を登っていたけど、3000m峰をあまり意識もせず。 YAMAPを始めてから登った最初の3000m峰は聖岳。 そして、目標を掲げ、その後の3000m峰の旅の全て、実に24/29座の山行に同行してくれた最高のバディの柴ナナさんSpecial Thanks!!!!

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