天使はいつもそこに

2019.08.24(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

17:17

距離

20.9km

のぼり

2644m

くだり

2644m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 42
休憩時間
2 時間 28
距離
10.8 km
のぼり / くだり
2555 / 672 m
DAY 2
合計時間
5 時間 35
休憩時間
1 時間 5
距離
10.0 km
のぼり / くだり
89 / 1965 m

活動詳細

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過去、このコースを目指すも天候に恵まれず、今回3度目のトライ。新穂高から始発のロープウェイに乗り、奥穂高を目指した。 ・ ついこの間まで、ジリジリと肌をさしていた夏の太陽はすっかり姿を消し、肌にあたる風はもはや冷たい。もうショートパンツの時期も終わりだなぁ…。短い夏の終わりに哀愁を感じながらも、これから始まる未知の世界への期待と興奮で胸が高鳴る。「アルプスでの最高難易度」「一般ルート(地図上では破線)最難関」とは、一体どんな世界なのか。 ・ ・ 西穂エリアに訪れるのは雪のシーズンの方が多く白い世界のイメージだが、夏は一転小屋までは緑が多く、その先も比較的歩きやすい岩場で冬と比べて難易度はグッと易しくなる。 今回も冬の時期とシンクさせながら足を進めた。 さすが週末とあり、西穂山荘まで来ると人で賑わっている。独標、西穂と徐々に人は減り、西穂から先は先行者1パーティーの姿しか見えない。 そういえば独標を過ぎた当たりで、悲鳴を上げている女の子。怖さで動けない様子。もちろん後ろは大渋滞。それをだいぶ先から眺めている同パーティーと思われる仲間。何故??謎がいっぱいでした。 さて、長い道のり。ほとんどすれ違う人もおらず、静かな穂高を歩く。天候といえば雲に覆われていることが多いが、時折ガスがとれ青空が顔を覗かせてくれる。遥か遠くまで続く稜線と高々にそびえ立つ穂高オールスターズを眺めながら、じわじわと、それでいてなんだかとても雄大な幸福感に満たされる。 このルート、積算標高差が1200mとも1600mとも言われその間に1000m以上を下降するという、岩稜歩きの困難さに加え体力的にもハードな道のり。地形を見ても一目だが、実際歩いていても、登ってからまたとことん下るというそんなアップダウンの繰り返し。それでも途中現れる逆層スラブやナイフエッジの馬ノ背など、様々な岩の形状に感動させられながら、相方と「やっぱり岩はええね!」と言いながら歩く。 とはいえ、緊張の連続からか途中早くも体力が衰えてきてジャンダルムから先はかなりのペースダウン。おまけに風も強くなり、今にも雨が降り出しそうな空に。奥穂に着く頃にはもうヘトヘトでした。穂高岳山荘に着いたのは18時。山荘に着いた私は、魂の抜け殻でした😅 結局のところ、私は岩稜歩きの困難さよりも体力面の方がハードに感じた。所要時間でいえば奥穂→西穂の方が短いそうなので体力的にも楽なのかもしれない。次回は奥穂側から歩いてみます!

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