初!常念山脈縦走 弾丸登山

2019.08.23(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
19 時間 53
休憩時間
1 時間 49
距離
68.1 km
のぼり / くだり
4941 / 4896 m

活動詳細

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【計画】 新宿発バスでトラビス安曇野(2500円)到着し、ジョグで大糸線 豊科駅から安曇野追分駅へ。 23時すぎスタート。 突き当りを右に曲がるだけで、中房温泉まで行けるロード。分かりやすい安心ナイトラン。 目標ルートは、 安曇追分駅-中房温泉-燕岳-大天井岳-常念岳-蝶ヶ岳-大滝山-徳本峠-新島々-新島々駅 と繋ぐ。 エスケープルートを2つ用意。  ①常念小屋-豊科駅  ②大滝山-鍋冠山-一日市場駅 【目標】 終バス 松本21:00発 新宿行に間に合うこと。 できれば、2時間余裕を作り、温泉と食事を楽しむみたい。 【駅から登山口】 23時スタート。 すでに眠かった。 林道に入ると、車で上がっていく人が多いため、眠気覚ましになってくれた。 水消費:1.5L弱 【燕岳】 中房温泉の登山口の自販機で一息ついてから登山スタート。 山頂まで誰一人会うことがなかった。 林道ですれ違った人達は、何処に? 日の出前に燕小屋に到着。 小屋で日の出と雲海を見ながら、ストーブで暖をとり、おでん(700円)食べつつ、キレイな登山ガイドのお姉さんとお話ができたことは、早くも今回のハイライトでした。 常念岳に行くお兄さんとも話したが、みんな余裕(お金と時間)があり羨ましいかぎり。泊まりじゃないのって俺だけか北アルプスっ!? 〜常念山脈縦走スタート〜 モルゲンロートの裏銀座を横目に 自分も朝日に染まり走れる幸せを 感じつつ、大天井岳を目指す。 ただ大天井岳の手前から体調が悪く身体に力が入らない。つまり登りにスピードが乗らない。 山頂には向かわずに、大天荘へ。 ---------------------------------------- 今回、体調不良の中で体調の上下があるものの、回復するまでには至らなかった。 後半は修行度が増していく展開。 水消費 中房温泉〜燕岳:1.0L強 燕岳〜大天井岳:1.0L弱 中房温泉から登って、しばらくの水場(小川)で補給。濾過器使うなら、登山口で跨いだ小川で良かったと思う。 【大天荘で体調調整】 ミカンの缶詰(500円)購入。 温かいものも飲みたいがコーヒーが苦手なのでお茶を頂き、誰もいない食堂にて一人 日光浴しながら一休み。 日の光を浴びて休憩してれば自ずと分かることがある。 かなり眠い… 仮眠のため誰もいない食堂の端の床を貸してほしいとお願いしたら、 快く畳のある部屋を貸して頂く わらしべ長者的展開!! (私からは何も交換してないけど) 感謝しかありません。 20分ほどの仮眠で大分楽になり、 お礼を申し、出立。 【常念岳までのトレイル】 初めての北アルプスの時、 常念小屋から大天井岳までのトレイルの素晴らしさに感動した。 だって、絶景の上、アップダウン少な目の爽快トレイルなんだもん。 今回はそのルートの逆打ち。 体調はどんどん良くなり常念小屋についた頃には、かなり回復していた。 カップ麺(400円)をいただく。 水消費 大天井岳〜常念岳:500mL 【常念岳】 体調不良もあったが、まだ下山には早い。 常念岳へ。 初登頂となるが、登りは見たとおりの難易度で想定内の急登。 山頂は混雑しており早々に出発。 蝶ヶ岳方面の尾根的下山ルートが山頂から見るとカッコイイ。 だが、想定外に地味にキツい長い下りが続き、体力削られた。 蝶ヶ岳を登りきったときには、ヘロヘロ。 時間的にも大滝山から下山一択に、ルート確定。 水消費 常念岳〜蝶ヶ岳:1.5L弱 【蝶ヶ岳ヒュッテ】 お腹も空いてか、また力が入らない。 今なら、なんでも美味しく食べられる! それならカレーだろ! だが、生炊きの米のカレー(800円)は美味しくない。ほぼほぼ残し、トレーを返しつつ、おでん注文。 カレーで失敗 こんなことあるんだなぁ… おでんを食べ、外のテーブルの一角の席をお借りして、出発の準備しながらお話していた岐阜から来たであろう3人組の先輩方とお話。 岐阜の有名なハムを焼いて頂き、ご馳走してもらう。 美味い… ご飯とスゴい合いそうな…、いつもなら辛く感じる塩加減だが、今の身体が求める塩加減とマッチ! もう一枚も食え!と進められるがままにご馳走になり、元気が出てきた気がするまで回復(たぶん精神的に) あとは帰るのみ! 【大滝山から登山口】 最初はこの先が不安になる鬱蒼としたスイッチバック下り。すれ違った方は一人だけ。 長めのつづら折りが終わると、 八丁ダルミというだけあって、 ちょうどいいトレイル。 さほど上りもないので、重力に身を任せ下れる。 熊笹で足元が見えつづらい点を除けば、安心トレイル。 止まることなくロードまで行けた。 正確には止まれなかった。 少しでも時間を稼いで、温泉なり、食事を充実させたいんだよ‼ という思い。 【慣れない下りのロード】 前回の鳳凰三山の帰りで、最後に夜叉神峠から竜王駅までのロード23kmがフラッシュバックするキツさがあった。 でも今回は14km。 だが、どちらにしろキツかった。 マジでヒッチハイクしたかった。 街まで下りてきて、グーグルマップで一日市場駅までの時間と電車の時間を検索。 途中、歩いても走っても同じ電車になると分かり、30分ほど歩き駅到着。 改札業務終了のため、切符なしで19:03の電車に乗る。 温泉の最寄り駅 北松本駅でも改札業務終了のため、 自動的に無賃乗車確定w 水消費:1.0L弱 【帰路】 湯の華銭湯 瑞祥 松本館 にて、温泉。 気分が優れない。あと眠い。 悪化を恐れ早々に30分ほどでお湯から上がるが、食欲もあまりない。 腹減りすぎて気持ち悪いことがよくあるので、試しにざる蕎麦を注文。一応最後まで食べ切るも、あまり食欲は湧いてこない。 ただ、そば湯がスゴい落ち着くのでたくさん飲んだ。 つまり、暖かいスープ系が正解だったようだ。前回の鳳凰三山でもコーンスープが異常にうまく感じた。 内臓が結構やられてたのだろうか。今後の食事選択ミス軽減に繋がる経験ゲット! 松本発 終バス 21:00(京王バス3800円)で帰路に。 あんなに寝れなかった行きとは打って変わり、終始寝れた。 【感想】 キツかった… けどそれを差し引いても、 S級景色が連続する縦走路は癖になる。 交通費も安いし、今回のルートは今後も使うだろうな、キツイけど。 体調良ければ、もっと楽しめたはず。 帰り、胸がシュワシュワする感じが取れない。 今回行けなかった新島々に繋げたい。 距離的には、今回と余り差はないと思う。 それに、最後が地獄のロードの下りでなく、新島々の 「これでもかっ!」 てくらい走りやすい 川沿いご褒美トレイル。 今年はまだチャンスある。 リベンジは今年中にしたい。 【総評】 北アルプスといえば穂高岳や槍ヶ岳のようなヘルメット着用のイメージだが、 危険なところはほとんどなく、 むしろ走りやすいところが多い印象。 絶景も漏れなく、余すことなく、付いてくるのだから、贅沢の極み! 初区間が多かった。次回はもっと出来るはず! 新島々に繋げたい!! 次回出発時会えなかったお世話になった大天井荘の方に挨拶したい。 大滝山からは無心で下る。 筋肉的に問題ないが、 今も疲労がホントにヤバく、 内臓を労りたい日曜日。 来週は軽目のアルプスにしたい。

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