活動データ
タイム
10:05
距離
15.1km
のぼり
1333m
くだり
1334m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る丹沢で美渓、人気の沢!イメージの小川谷廊下でしたが、大岩を目の前にし先行者が何度も登っては水流に落とされてしまう姿を目の当たりにした瞬間、沢の恐怖を実感した。水量が多い日はここは難しいですね。 1人30分程度の時間を費やしながもトップ、2番手がクリアーしていく。 いよいよ私の順番だ。 倒木の上に立った瞬間、物凄い水流に圧倒され同時に水流の爆音で何も聴こえなくなった。恐怖心を煽る音で冷静さを失う。 スリングに左足を掛けるとOさんが後ろから俺の膝の上に右足を置けと指示を出す。申し訳ない気持ちはあるがそんな事は言ってられない。 そこからまた、右足を岩に移動するとOさんは自分の腰を持ち上げ支えてくれた。水流に押し戻されながらも上からのお助けスリング2本になんとか手を伸ばし掴む事ができた。顔には容赦なく水流が降り掛かり息が出来ない。 もうダメ。突破できない。と弱気になっていると 上から「ガンバー」の声が聴こえる。自分を支えてくれているNさんとTさんだ。 もう自分の力だけでは這い上がれないので、「引き上げて下さい」とお願いしなんとか這い上がれた。 安全な場所に移動すると左側から突破した先行パティのリーダーがハイタッチを求めてきた。嬉しかった。 緊張感から解放されると全身がガタガタ震えだした。長い時間浸かっていたので冷えきっていた事にすら気付かなかったのだ。ウェアーを取り出そうとするが全身に力が入らず自分の身体ではないように重く感じた。 NさんとTさんは休憩もなくずっと冷たい水流の中。ガタガタ震えながらサブリーダーを確保し指示を出し続けている。 私には「ガンバー」と声を掛ける事しか出来ない。水流からヘルメット、上半身が見え隠れする。あと少し頑張れと叫ぶが水流に落とされて姿が見えなくなる。残念ながら高巻きした。 私にとっての今日の核心は大岩だった ヒルのお持ち帰りありました😭 写真順不同🙇
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