活動データ
タイム
12:33
距離
22.2km
のぼり
2475m
くだり
2781m
活動詳細
すべて見る今回は初夏から狙っていましたが、長い梅雨のため延び延びになっていた谷川連峰主脈縦走をしてきました。時期的には残暑厳しくまだ暑いかなと思いましたが、稜線での温度ほぼ15℃程度で、さすがの谷川岳の変わりやすい天候、突風が吹くとむしろ寒いくらいで、総じて歩きやすかったです。 AM4時前に平標山登山口駐車場に到着、支度をして出発。本日の日の出はAM5時、まだ暗いです。松手山手前の鉄塔を過ぎたあたりでうっすら明るくなってきました。松手山ではこれから行く平標山へのなだらかな稜線が見えるようになってきました。平標山まで西から東に上るので、朝日は遮られ影の中を歩いていますが、周りの山々は朝日を浴びて輝いており、天気予報通りの上々の天気であることが期待されました。平標山まで約2.5時間、標高を1,000m上げて到着です。朝日を浴びてまぶしいです。今日は通りませんが平標山の家も見えました。次は仙ノ倉山を目指します。このなだらかな稜線を歩くのを楽しみに今日はここまで来ました!満足です!仙ノ倉山は本日の最高標高地点でもあります。今日は長丁場で、土合駅17:58の下り電車で越後湯沢に出て、そこから西部クリスタル行きの最終バスで平標山登山口まで戻る計画。どこかで一つでも狂うともう帰れないので、時間、体調を見ながら、いつもよりエスケープルートも考えています。仙ノ倉山まではほぼ計画通り、このまま万太郎山を目指し進みます。一旦下るあたり、エビス大黒避難小屋に到着した辺りで新潟側からガスが出てきました。群馬側の下の方は見えますが、これまで見えていた稜線も見え隠れするようになり、修行の雰囲気になってきてしまいました。毛渡乗越まで仙ノ倉山から450m降下して登り返し2.5Hほどかけて万太郎山に到着。ここまで本日まだどなたともお会いしていません。すっかりガスの中ですが小休止して、現状確認。ここから万一のエスケープ路として土樽駅に至る吾策新道がありますが、現在時刻と、体調を見て予定通り谷川岳方向に進みます。大障子、小障子、オジカ沢ノ頭のアップダウンをこなしていきます。しかしたくさんある避難小屋はすべてドラム缶半割のかまぼこ形、雷が多いせいなのか?本当に避難時にしか使いたいと思いませんが。。。この間やっと谷川岳方向からすれ違うトレラン、ハイカーの方とすれ違いました。オジカ沢ノ頭は新潟側からの突風が強くて寒く、少し下った群馬側のくぼみで小休止。天候のさらなる悪化を懸念しましたが、肩の小屋への登り返しから若干持ち直してきました。肩の小屋に到着すると突然人だらけの観光地になってビックリ。とにかくコーラで一息ついて、まだ時間、体力に余裕があることを確認。谷川岳によって、西黒尾根を下って下山することに。谷川岳への稜線は歩く人数が桁違いなのでしょう、蛇紋岩がつるつるで滑りやすかったです。オキ耳、トマ耳と一応ピークハント、山頂票が昨年から新しくなってました。皆さんがロープウェイを目指して天神平に向かう中、西黒尾根から下山していきます。ザンゲ岩をかすめて急こう配の岩場を降りていきます。蛇紋岩はやはり滑りやすく気を付けて下ります。雲はかかっていますが、朝日岳や白毛門の奥には武尊山、至仏山も見え隠れしています。ラクダの背から下で樹林帯に突入、修行タイム。無事、西黒尾根を下りきりました。暗くなく、天候も悪くなければ問題なく降りられますね。そこから土合の駅までゆっくり下っていきます。次の電車の時間まで1時間余りありました。下り線なので、日本一のモグラ駅の階段を下りてプラットフォームへ。電車も遅れなく到着し、越後湯沢で下車。改札を出てすぐに立ち食いそば屋があり、ふらふらっと寄ってしまいました。18:45発のバスで平標山の登山口に向かいます。湯沢からずーと登りです。30分余り揺られて下車した時はもう真っ暗。無事に駐車場につき、そのまま至近の雪ささの湯で汗を流してサッパリ。 今日は土曜の夜ということで時間もあるのでR17で東京まで帰りました。R17はバイパス、バイパスでスイスイ進み、実質、4時間余りで帰宅できました。むしろ途中で食事するところが少なく困ったくらい。 今日は朝の仙ノ倉山過ぎまでは天気予報通りで晴れ、平標から仙ノ倉山までの素晴らしい稜線歩きを楽しめました。空気は涼しく、秋の気配がしてました。その後はガスってきて万太郎山からオジカ沢ノ頭位まで新潟側からの風も強く寒いくらい、天気は急変しやすいですね。肩の小屋から谷川岳の間は観光地で危険個所もなく通過、下りで西黒尾根も行けることが確認でき、計画通り電車、バスで平標の登山口まで帰れて満足でした。機会があれば紅葉の時期にまた来てみたいと思っています。
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