日向山-2019-08-24

甲斐駒ヶ岳から鋸岳へと続く尾根から派生する枝尾根。その尾根が釜無川へ没する手前にある天空のビーチとも言える山頂を持つ山が日向山です。 ◇アクセス 国道20号、道の駅はくしゅうを左折 ◇駐車場 尾白川渓谷駐車場 約100台/無料 トイレあり。 ◇レポ 天気図を見ると、昼頃まで雲が残りそうなので、遅めのスタートとしました。 尾白川渓谷駐車場に車を止めて進みますが、初めてだとこのルート、道が分かりにくいかも。 矢立石登山口駐車場まで後少しのところで、下の方から「あれ？」と声が聞こえました。道に迷い、枝道で来たようです。(帰りに自分もこの人と同じ間違いをしていました…。) 下山時、矢立石登山口駐車場から尾白川渓谷駐車場へと下る時は、最初の10分は十分注意してください。 矢立石登山口駐車場からは非常に歩き易く、道も分かり易いです。2合目からはカラマツが広がり、花崗岩が風化した白砂の道となります。 落葉広葉樹林とカラマツ林が交互に現れる白砂を登って行くと、やがて笹が広がり、6合目を過ぎるとブナの大木も見られます。（この辺りで大きなマムシがいたのでご注意を） 8合目から緩やかになり、9号目の雨量観測所から少し登り返すと三角点との分岐です。三角点まで30秒ほどなので是非立ち寄って見て下さい。 ミズナラの大木が見える緩やかな道を通り、そろそろかなと思える気持ちの良いところを過ぎると白砂の世界です。 北東には八ヶ岳、北西は雨乞岳、更には南西方向に甲斐駒、北岳が聳えています。 白砂は東西へ広範囲に及び、西の方に進むと雁ヶ原と呼ばれる砂礫地で岩がたくさんあります。ここは急斜面で地面が砂ですので、登山が初めての方も含め、危険を感じたら行くのは止めておいた方が良いです。（残念ですが今年滑落して亡くなった若者がいます） 白砂の山頂は想像以上に気持ち良く、長居していました。十分に景色を堪能してから下山です。まず、矢立石登山口駐車場まで戻り、どのくらい車が止まっているか見てみましたが、溢れかえっている…というのが正直な感想です。Uターンスペースさえも知らずに止めた車がいたら、帰れないのでは？ ここから尾白川渓谷駐車場方面への標識を下ります。どれ程迷いやすいか、写真を撮りながら下ると、妙な方向に進んでいました。結局のところ、自分が登っている時に道に迷ったと言っていた下山中の人と同じところを歩いていたのでした。 甲斐駒ヶ岳神社に立ち寄り、尾白の湯で汗を流して帰宅です。