【南ア前衛】甘利山(1742m)千頭星山(2139m)大展望

2019.08.04(日) 日帰り

活動データ

タイム

05:43

距離

10.8km

のぼり

963m

くだり

964m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 43
休憩時間
24
距離
10.8 km
のぼり / くだり
963 / 964 m
3
9
23
38
16
13
27
1 22
19
17

活動詳細

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標高1640m地点の広河原駐車場。早朝の気温は19℃。甲府盆地は雲海に沈んでいます。カップルが「わ~、〇〇の映画の最初のシーンみたい!スゴ~イ!!」と感動を隠さない。聞いててこちらのテンションも上がります。 かつて椹池に立つ白鳳荘(はくおうそう)から、大笹池には寄らずに甘利山に登りました。運悪く『レンゲツツジ・コンテスト』の真っ最中。ラッキーと言いたいところですが、パンプスを履いたモデルさんたちを目当てにカメラの砲列が立ち並んでいました。 そうです、プロ&ノンプロのカメラマンや群衆の波に揉まれ、散々な目に遭ったんです。アプローチの道路も一方通行だったし。 いざ出発!気になるのは、お楽しみの展望です。お約束の富士山、その右には愛鷹山。甲府盆地の背景には三ツ峠山から大菩薩嶺が並んでいます。その左には金峰山、国師ヶ岳、瑞牆山、御座山。そしてこれも一際目立つ八ヶ岳。そのひな壇には横岳、赤岳、権現岳、編笠山、蓼科山が勢揃いです。 ツツジこそ終わりですが、花を愛でる山歩きもお楽しみ。でも、花は保護柵の中でないと、本来の美しさが守れないようです。それでも、ハクサンフウロ、ワレモコウ、イケマ・・・素敵でした。 甘利山の山頂にはお二方。「こういう癒しがあるから明日からの仕事にも耐えられそうです」だなんて話しています。御意。さて、次なるターゲット、千頭星山。前回、逃して今回、初やまです。 一度、コルに降りてから奥甘利山へ。御所山への分岐を目指してひたすら高度を上げていきます。むやみと暑い。マルバダケブキを見ているだけで汗が吹き出ます。 大西峰(おおにしうら)からは、開放感あふれる笹原。カラマツ、コメツガ、モミ、ダケカンバが良いアクセントです。最後にきゅっと高度を上げます。振り返ると地蔵岳のオベリスクが挑発的じゃないですか。思わず誘い込まれないよう、千頭星山で強制的に行動停止とします(笑)。 さて戻りましょう。カップルの二人連れとすれ違いました。甘利山と奥甘利山のコルからは往路をハズし、御庵沢(ごあんざわ)の源頭部を下って大笹池へ。シダ分けで朝露に濡れまくりです。池の分岐まで降りると人の声。三人の釣り人でした。猛暑列島に例外はないけど、「ここは湧水なので水温も冷たいんですよ」と・・・なるほど。 南甘利山から誰もいない甘利山本峰へ戻りました。堪能。いいね~山は。

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