第一回富士山登山-2019-08-21～22

停滞前線で荒れ模様の富士山に挑戦。 【20日】 雲上閣さんに前泊。富士山カレーを頼む。支払い後にJAF割引に気づくも、覆らず。 カプセルホテル様の個室は割りと快適。睡眠も十分、高度順応も出来た...はず。 【21日】 不要物をコインロッカーに入れて軽量化。ガスに飲まれたままの山頂部は見ないことにして出発。 八合目でお昼ご飯(うどん)。本八合目のお宿に２時半頃到着。上行きますか、と宿の方に聞かれ、せっかくなのでチャレンジすることに。着替えなどを置かせてもらい、登る。ガスと強風に翻弄されつつ登るも、九合目で雨粒まで。 空気が薄いせいか、少し昇っては休憩、捗らない。 ガスの彼方に新設の狛犬が見えてようやく山頂到達。初富士山。感慨もなにも、まず浮かんだのは、......降りるの無理じゃね、という思い。 山頂の山小屋に空きがあると聞き、本八合目のお宿には謝罪の電話を入れて、期せずして山頂でのお泊まり(追加出費)。 初山小屋。 お隣は、今回１９回目の登頂を果たされたベテランさん。その向こうは、富士宮ルートを一合目！！から登られた強者。楽しい一時をありがとうございました。 懸念の高山病は、前泊が奏功したか軽い偏頭痛程度。深い呼吸を心がけて過ごすうち、頭痛も解消。ただ、眠ると一気に襲ってくるとも聞くため、結局ろくすっぽ寝ず。 【22日】 御来光のために一応寝袋から出るも、一面のガス。 ベテランさんのお供で神社にお詣りしようかとも思ったが、ガスと強風に心を折られ、早々に下山を決意。 本八合目のお宿にお詫びを入れて、荷物を回収。あとはひたすら下り。 膝が痛む。なぜ痛むのか。なぜ他の登山者(下山者)は事も無げに駆け下れるのか。鍛え方が違うのか。そも鍛えてなんとかなるものなのか。 馬タクシーの運ちゃんは目ざとい。脚を引きずる憐れな下山者に優しい声をかけるではないか。ちょっと魅力的だし。 ホウホウノテイで徒より泉の滝までたどり着く。美人のお姉さんに呼び止められ、ミネラルウォーター欲しさにアンケートに応え、五合目到着。 土産を買って(ゆるキャン△キャンディー)、バスで富士山駅。三駅程揺られたあと、葭池温泉目当てに途中下車。ミニマルな造りが素敵。お湯はよし。これにて第一回富士登山の幕引きとする。