活動データ
タイム
20:38
距離
11.1km
のぼり
1492m
くだり
1504m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る中1長男と小5長女の初富士登山です。 夫婦2人では15年前に須走口から一度、夜間の弾丸登山をしています。 11:30のバスで富士宮口5合目へ。既に頭がフワフワとした感じで、立ちくらみがします。 食堂で昼食を取りながら高度順応。 13:30頃出発です。 霧の中を歩く感じで、展望はほぼ無し。時折晴れ間が出ると下界の景色が広がりテンションが上がります。 小5の娘に合わせ、かなりゆっくりなペースで登りますが、それでも3000mを越えたあたりから娘に高山病の様な症状が出始めました。 日が暮れ出すと共に風が強まり、霧模様から雨模様に変わってしまいました。 そして娘も急激にペースダウン。 1日目は9合目まで登る計画だったのですが全く間に合わず、急遽8合目の池田館で泊まることに。 夕食も食べさせてもらえ、想像していたよりも快適な山小屋でした。 子供達も奥さんも消灯と共に爆睡。 自分は山小屋に入ってから、人生初の高山病の様な症状に。 眠ると呼吸が浅くなるのか吐き気がするので、座ってみたり、深呼吸をしてみたりと何とかやり過ごしました。 1:30頃、頂上でのご来光を目指す登山者さんの為に明かりがつき、そのタイミングで子供達も目が覚めたので出発する事に。 娘もよく眠れた様で元気を取り戻しています。 自分も歩いていると高山病の症状は感じません。 まずまずのペースで9合目萬年雪山荘に到着。 少し休憩を挟んで頂上を目指そうとしたのですが、娘にまたもや高山病の症状。 頂上でのご来光は諦め、9合目でご来光を待つ事に。 結果的にこの判断が良かった様で、とても綺麗なご来光を眺めることが出来ました。 2時間以上9合目で過ごすことになったのですが、萬年雪山荘もとても居心地が良かったです。 いよいよ再々スタートですが、ここからが本当に長かった。 娘はかなりしんどい様で、少し進んでは座り込んでしまう状態。 9合5勺を越えてからもなかなか歩けず、下山も何度も考えました。 しかし、普段は物静かな長男からの叱咤激励もあり、最後は泣きながら家族揃って登頂! 本当に良く頑張ってくれました。 頂上付近は風が吹き荒れ、展望も全く無し。 奥さんにも高山病の症状がではじめたので、剣ヶ峰は諦め下山する事に。 下りは御殿場ルートからプリンスルートへ。 高度を下げる事に娘の症状も軽くなり、大砂走では終始元気だったお兄ちゃんとはしゃぎまくっていました。 宝永山の景色も圧巻で、この下山ルートはとても良かったです。 そして当初の予定より大幅に遅れてしまいましたが、15時過ぎに富士宮5合目に帰還。 子供達の富士登山は完了しました。 少しでも行動時間や距離を短くしようと、富士宮ルートを選んだのですが、3人/4人で高山病の症状が出てしまいました。 結果的により辛く長い山行になってしまったので、もっと標高の低い山小屋で1泊するなり、高山病対策をもっと考えた方が良かったのかも知れません。 下山の御殿場→プリンスルートは大正解でした。 特に子供達に大砂走が大好評。人が少ないのも子供連れには安心でした。 色々ありましたが、結婚当初からの夢であった《家族で富士登山》が達成出来て本当に良かったです。 親の夢に付き合ってくれた子供達には感謝しかありません。
活動の装備
- ドイター(deuter)トランスアルパイン25
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