バッドデイを乗り越えて快晴の上高地(穂高岳山荘-涸沢カール)

2019.08.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 3
休憩時間
16
距離
18.1 km
のぼり / くだり
266 / 1746 m

活動詳細

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朝4時に起床の予定でしたが、3時30分には同室の方々が次々と部屋を出て行かれ、私たちも出発の準備に取りかかりました。4時くらいには準備が整い、朝食をどうするか迷った末、前日に作って貰っていたお弁当を山荘で食べてしまうことにしました。その後、どうも山からの御来光は期待できないと判断し、ザイテングラートを降りはじめることとしました。ヘッデンを点けながら、ガレた道を降りていきます。昨日不安だった右脚も、痛み止めのクリームを塗り込んだおかげで言うことを聞いてくれました。でも、暗いとは言ってもマークをしっかり見ていかないと迷いやすい道でしたし、つい足元が疎かになることもあったので、昨日は穂高岳山荘での宿泊で正解だったと思います。 途中まで降りてきたところで、雲の間から太陽が顔を見せました。岩肌が赤く染まって大変美しい。本当に山の写真集みたいな光景が目の前に展開されると、実に感動的です。涸沢カールというのも非常にベタな所ではあるものの、それだけの値打ちがあるのだと言うことを実感しました。 その後、横尾に向けて長距離の下り。早朝だというのに上り下りともに人が多く、さすが日本屈指の人気ルートです。横尾からは遊歩道をずっと歩いて上高地バスターミナルへ。本当は1545の京都行きバスを予約していたのですが、こむやんさんが一緒に乗っていきませんかと言って下さったので、京都まで送っていただきました。おかげで、バスが出発するはずの時刻には自宅に辿り着くことができました。 前日は信じられないようなバッドデイでしたが、今日は天気にも恵まれて、美しい穂高連峰を味わうことができました。このルートは信州山のグレーディングでは難易度D(重太郎新道の箇所)になりますが、苦しみながらもなんとかこなすことができたことを感謝しています。 というわけで、個人基準では令和初めての「登山」(富士山の半分以上の標高で、その半分以上を自分の脚で登る、活動時間8時間以上)になりました。

メンバー

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