低山と馬鹿にするなかれ！灼熱の納古山

先週の大キレット・ジャンダルムの山行で大変満足してしまい、今週末は大きなお山に行く気が全く無くなってしまいました。 とりあえず夏休みでなまった身体に渇を入れるべく、近くでもまだ涼しく登れそうなお山、という事で、登山にはまり始めた頃に登った事のある納古山に行って来ました。 道の駅ロックガーデンしちそうの駐車場に車を停め、支度して出発します。敢えて登山口そばの駐車場ではなく手前から、歩く距離を増やしました。 登山口までと中級コースの歩き始めは緩い登りで沢沿いを歩くのでまあまあ涼しかったのですが、急登が始まると一気に身体の水分が吹き出てしまいました。 そこからはもぉ～、大変でした。 舐めてかかってた訳ではないのですが、徐々に失われるミネラルのせいで、段々怪しくなる体調、塩タブレットやスポドリなどの摂取をしても追い付かない発汗、岩場の登りが出てきた頃には頭がフワフワする始末。 久しぶりの納古山でルートを全然覚えていなかったのもありますが、２度も下りては登り返すルートに疲弊し、山頂を間近にして足が前に出なくなりました。 這々の体で何とか山頂に着き、まだ凍っているフルーツとドリンクを補給して何とか事なきを得ましたが、もう少し登りが長ければ倒れていたかも。何度やっても懲りない自分です。 相方さんはそこまでではなかった様子を見ると、やはり１週間グウタラしてたツケが出た感じです。 山頂からの眺めは、晴れていれば360度の眺望ですが、残念ながら雲が多目で遠望も利かず、成果はノコリンに会えたことでしょうか。 帰りは初級コースで帰りましたが、こちらは登山道としてはあっという間に終了し、後は林道をテクテク歩いていく道になります。 曇りのせいか涼しく歩けたので良かったですが、また涼しくなる時期にでもリベンジしたいです。