3000m峰完登への道。南アルプス南部をぐるっと一回り(後編)

2019.08.13(火) 3 DAYS Nagano, Shizuoka, Yamanashi
takeaki_jeaen
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活動データ

タイム

14:10

距離

24.7km

上り

1,871m

下り

3,859m

チェックポイント

活動詳細

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✡️3日目 当初の計画では聖平小屋まででしたが、行程が長いので兎岳避難小屋までにするか迷いました。 天気予報を他の方に聞くと、明日から雨になりますが、明日はさほど強くならなさそうです。しかし、そのあとは台風の影響で雨足が強まりそうです。 ここで、一番の問題点は茶臼岳から下山する場合、昨年の台風で吊り橋は全て壊され、現在は丸太橋で応急的に渡渉できるようになっているそうですが、増水すれば渡渉は困難になることです。例え台風が過ぎ去っても丸太橋が残っている保証もありません。 今まで一度だけ雷と増水により遭難寸前の経験が在るため、ここは大事をとって茶臼岳以南は諦め、聖平から下山する方向に気持ちは傾きました。あとは兎岳避難小屋到着時に判断することにし、朝の御来光を見て5時25分避難小屋を後にしました。 ここからは、皆さん殆んどが椹島に下山するかたばかりで、聖岳に向かう人は私を含め8人しかいませんでした。 ここのルートは下っては登り返しの連続で本当に心が折れそうになります。初めにキツかったのは、百間洞山の家(今回は立ち寄りませんでしたが)から大沢岳への登り返しで、ずっと続く急登を300m以上登り返さなければならなかったことです。 しかし、3日目で体が慣れてきたのと、担いでいるザックも少し軽くなってきたことで、眺望がない割には昨日よりは足取りは軽くなっていました。兎岳には予定より2時間早い10時10分に到着しましたので、聖平まで行けることを確信しました。 所が2818mある兎岳からは聖岳までは登るだけと思っていたのですが、 ここから200m以上一旦下げなければならず、再度心が折れそうになりました。コルに到着し朝御飯を食べて最後の登りに備えます。 聖岳には12時40分到着し、3000m峰を目指してから3年かかってやっと完登することができました✨ 更に荷物をデポし、奥聖岳へと向かいましたが、途中すれ違ったのは一人だけで、山頂には誰もいませんでした。 あとは、聖平小屋まで下るだけで、14時48分無事に到着しました。 計画は13時間でしたので大幅に早く到着でき、雨が降る前に到着できて良かったです。 受付するとウェルカムフルーツポンチが無料で食べれたのは凄く嬉しかったです。また、素泊まりにしたので宿泊は冬季避難小屋でしたが、新しく広いのには驚きました。 スペースもゆったりで先に到着されていた方は、静岡県出身で現在は大阪におられるそう。高校、大学とワンダーフォーゲル部で、社会人になってからは山からは離れていたそうです。数年前から年に1度位でまた初めたそうです。今回は茶臼岳のほうから来られたそうで、明日は赤石岳を目指すそうです。 また、昨日赤石岳避難小屋で一緒だった関西から来た女性二人組は、私より40分程早く小屋を出発しましたが、18時頃同じ避難小屋に到着しました。15時過ぎてから雨が降ってきたので心配してましたが、無事到着できて何よりでした。 ✡️4日目 下山することは決心していましたが、頑張って茶臼岳を経由して下山することも頭の片隅にありました。 しかし、朝起きると予想以上に強い雨が降っていて、これで聖沢のルートで椹島に下山することに決心しました。計画は約6時間の行程です。 大阪から来られたかたも雨と風で、聖岳登頂も断念し聖沢を下山すると先に出発していきました。 私は昨日と同じ5時25分に聖平小屋を後にしました。途中、支流が所々にあって軽く渡渉するため、ここも増水したら危ないなと思いながら下山しましたが、後30分程で林道に出るというところで、旧登山道を高巻するところがありました。昨年、聖沢からも聖岳に入れないよと聞いていましたが、ここが原因だと思いました。ここが急登で応急的に作られたせいか滑りまくるので登るも下るも大変でした😅 椹島ロッジには丁度10時に到着し、10時半のバスがありました。 計画は13時か14時のバスの予定てしたので、早く温泉に入れそうです。 バスで降りる途中、本流に橋が架かっているのですが、以前は橋桁から川まで10mはあったそうですが、現在は土砂で埋まって1~2mしかなく、増水すると橋を渡れず、ロッジに引き返すそうです。 明日以降下山されるかたが心配です。 臨時駐車場に戻り下山届けを提出し、ツルツルの温泉がいいよと地元の方に勧められた白樺荘に立ち寄り温泉と久し振りのまともな食事を。 あとは家路へと向かうだけですが、早く下山したためここからが問題で、当然東名高速上りは大渋滞。 何処かで仮眠して夜中に出る案もありましたが、梅ケ島温泉から阿倍峠を超えると身延の方に抜けられます。以前は阿倍峠は通行できませんでしたが、今は通行できるようになりました。ところが梅ケ島温泉に向かう途中、地名で書かれているので阿倍峠のことか良く分かりませんが、大雨が予想されるため通行禁止の看板が2箇所ありました。心配になり途中の店で聞くもわからないとのこと。取り敢えず梅ケ島温泉まで向かうことに。 ここで看板があり通行可となっていたので行ける🎵と先へ。阿倍峠に到着し、静岡側のゲートも開いていたので更に進みましたが・・・ なんと山梨側のゲートが閉まっていました😵 仕方なく2時間以上タイムロスしながら、一旦静岡に戻って身延まで回り朝1時に帰宅となりました。 ✡️まとめ 南アルプス南部は、多くの登山者が口を揃えて言うように、何処からはいっても登山口までのアクセスが大変で、今回もできれば光岳まで行きたかったのですが、台風の影響を考えると正しい判断だったと思います。 しかし、今年の最大の目標である3000峰21座を無事完結出来たことは感無量でした😁✨✨ また、新たな目標を目指し此れからも頑張って行きたいと思います👊😆🎵

朝陽は山頂に行かず小屋から直ぐのところにしました。 ガスが凄い勢いで流れていて時折晴れ間が見えます。
山頂にも皆さん行っていますが、山頂の方がガスがかかって余り見えなかったようです。
朝陽と富士山をベストショットに✨
最後はガスが取れずボンヤリとした御来光でした。 しかし、山頂にいないと見れない御来光でした。避難小屋に泊まって本当に良かったです。
朝陽を見た足元には秘密の部屋が隠されていました。 昨日は消灯後ここに向かっていたようです。
そういえば昨日は小屋の写真撮ってませんでした。
コーラを2本買って、ガスのなか5時25分に避難小屋を後にします。 お世話になりました。
暫くはガスのなかひたすら降ります。
道標
基本ガスのなか
僅かに晴れ間も🎵
中央アルプス方面
花は終わっていました。
百間平だそうです。
百間洞山の家が見えてきました。
百間洞山の家と大沢岳分岐点、ここまで1時間25分で来たのでコースタイムの半分程です。 百間洞山の家には寄らず大沢岳に向かいます。 ここでは先行していた北海道から来た3人パーティーの方がいました。
テン場を右に行こうとしたら、パーティーのうち先行していた方がそっちじゃないよと声をかけてくれました。
テン場を見下ろして
大沢岳までは300m以上急登をひたすら登ります。今日一番の急登でした。
雨も降ってきてガスが濃くなります。
右側は切れ落ちているので慎重に進みます。
看板が見えてきました。
分岐点から1時間強で大沢岳到着です。
展望もないので直ぐに後にします。
山頂から15分程で、百間洞山の家からの巻き道と合流します。
先程の分岐点で今回初めてライチャウを見かけましたが、雛連れの母親ライチャウ。
中盛丸山に。この先何度も下っては登り返しの繰り返しになります。
振り返りますが、ガスガス。
少し明るくなってきました。
花も🎵
中盛丸山から45分程で小兎岳到着
また、ピークが見えますが、兎岳はまだまだ先です。
遠くに観光で2度程来たハイランドしらびそが見えてきました。 その時はまさかここに登るとは夢にも思いませんでしたが。
アップするとハイランドしらびその赤い建物がハッキリと。
左手を見ると絶景スポットで有名な下栗の里も見えます。
アップで下栗の里の集落
小兎岳から45分で兎岳到着です。 予定より随分早く着いたので、聖平小屋に行けると確信しました。
山頂に気をとられていてそのまま少し先に進んでしまいましたが、兎岳避難小屋へは、山頂手前を左手に降りなければなりませんでした。
兎岳避難小屋に向かいます。
兎岳避難小屋に着いたときソロの女性の方から、避難小屋は何処にあるか聞かれましたが、コンクリートの古い建物は見えるのですが、そこでは無いようです。 写真も取り忘れて先に進んでしまいました🤦‍♂️
兎岳からはコルまで200m以上下ります😢
コルまでは少し神経を使うルートが続きます。
右側は切れ落ちています。
先程まで歩いてきた稜線。 ガスのなかで良くわかりませんでしたが、成る程こんな感じ。
兎岳を振り返って
聖岳
コルが目の前に近づいてきました。
兎岳から約1時間かかってコルに到着。 ここで朝食をとって腹ごしらえ。
小兎岳と中盛丸山、奥に大沢岳
右手の赤石岳には雲がかかっています。中央鞍部には小さく百間洞山の家が見えました。
山頂方面
何処が山頂?
粘り強く昇ります。
今度は山頂か?
やっと山頂のようです。
12時38分。聖岳登頂です😃🎶 3000m峰21座完登しました😁✨✨
この後ソロの方に写真を何枚か撮って頂きましたが、一枚も写っていませんでした😅
前聖岳にザックをデポして、20分程の奥聖岳に。 誰もいなかったので自撮りです。
山頂から下山途中で
遠くに小聖岳が見えます。
小聖岳に人が見えます。
小聖岳
振り返って小聖岳とやっと読めます。
聖平小屋に向かう途中も花畑が。
易老渡への分岐点の道標
再生している高山植物
聖平小屋への分岐点。 真っ直ぐ行けば上河内岳。 左手に進みます。
木道がありました。
赤石岳避難小屋から9時間半弱で聖平小屋到着です。 素泊まり5500円ですが、寝具持ち込みは1000円割引。夕食は2500円。 食材が沢山あるので素泊まりにします。
✡️4日目 朝起きると雨、風が強いので、聖沢を下山します。 昨日と同じく5時28分出発します。
聖平小屋にお別れ。
テン場の先を左手に進みます。
橋が何ヵ所かあります。
聖沢下流
上流
橋がなく支流を渡渉するところも。
途中慰霊碑がありました。
時間は余り当てにならない道標
私と同じルートを来ていた小学1年生と父親。2日目は百間洞山の家に宿泊でしたが、とにかく凄いです😵
岩頭滝見台
少し雨もあがってきました。
滝です。
滝アップ
所々に支流。鉄砲水は怖いですね。
今は水流は少しですが・・・
吊り橋も何ヵ所か。
今まで気が付きませんでしたが、登山口から4/7の地点だそうです。
20分で3/7に。
聖沢吊り橋にきました。
上流
下流
渡り終えて
この先が、昨年の台風で元々の登山道が崩壊したため左手に高巻しなければならず大変でした😅
高巻を終えた所で。登りも下りも滑りまくりました。
確かにこれでは通れません。
林道が見えてきました。
3時間弱で登山口到着です。 この後は林道を椹島に向かいます。
赤石岳登山口。椹島ロッジは目前です。
ゲート到着。左手に降ります。
神社到着。無事下山を感謝🙇‍♂️
10時に椹島ロッジ到着です。 この後、受付で山小屋のレシートを見せて順番待ちです。47番だったので2台目になりますね。 待っている間赤石岳避難小屋で一緒になった同じ歳の静岡県民の人と再開。 彼は時計回りだったので千枚小屋からの下山でした。
臨時駐車場に戻ると路駐は私の他に1台だけでした。 早速白樺荘に立ち寄り、ツルツルの温泉とカツ丼セットを頂きました。
この写真は、梅ケ島温泉から阿倍峠を越えようとしたところ、山梨側のゲートに阻まれやむ無く引き返した所です。

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