常念岳～蝶ヶ岳-2019-08-12

初めてのテント泊縦走でした 当初、三股登山口に車を停めてに常念岳と蝶ヶ岳に1泊ずつテント泊をし、三俣に戻る計画を立てました まずコースについては、勤め先の山の師匠に三股～常念間の登山道はお勧めしないと言われ、一ノ沢登山道まで早朝にタクシーで移動することに。 また、あまりにお天気が良く（暑かったので）常念小屋にテント泊をした翌日には蝶ヶ岳には泊まらず下山してしまいました 計画通りにはなりませんでしたが、台風の影響を受けずに下山できたので運が良かったのだと思います 初めて本格的にテント装備で登った今回の山行では樹林帯を抜けた乗越に立ち顔を上げた際の槍穂の眺望、星空に太い尾をひく流星が圧巻でした 常念岳乗越は右に横道岳、左に常念岳が迫り、そして正面には槍・穂高連峰が遮るものなくその雄姿をその見せてくれます まるで箱庭にいて天体ショーや、刻々と背景を変えるスクリーンの槍ヶ岳を眺めている気分でした 大賑わいのテン場から皆が一様に上や正面を見ている様子は、何かのアトラクションに参加しているように思えなくもありません 明け方に箱庭から出て朝日を待つために南を向くと、一面の雲海。 そこから登った太陽は新しい一日が「生まれる」といった方がしっくりする程のパワーを感じさせてくれました 「年を取ったなぁ、私」と思うのは、こんな風景を見て度々涙腺が緩む時でしょうか 常念岳～蝶ヶ岳は岩道と、アップダウンが苦手な私には少々キツかったです でも、ここをテントを背負って歩いたことで経験値が上がったはず！と思いたいです 次にテント泊をするなら... もう少し静かな時に行きたい、かな (^^)