活動データ
タイム
14:02
距離
25.7km
のぼり
1899m
くだり
1896m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年の梅雨は例年以上の長雨となり、体作りが碌に出来ないまま夏山シーズンを迎えてしまいました 丸々お盆休みを使えた去年と違い、今年お盆休みで自由に使えるのは8月11日と12日だけ この二日で北アルプスへ行こうと決めましたが、その中で ☆初日の行動時間が短く ☆人の少ない静かな山行が出来る所 ☆穂高の眺望を楽しめる所 ・・・の条件で導き出されたのが今回の霞沢岳です もともと歴史ある徳本(とくごう)峠に行ってみたかった事もあって好都合でした 徳本峠は釜トンネルうが開通する昭和初め以前の飛騨と信濃を結ぶメインルートで、飛騨の大名・三木秀綱(姉小路秀綱)が羽柴秀吉(豊臣秀吉)に追われ、焼岳の中尾峠で追手に追いつかれ自刃、秀綱夫人は徳本峠を過ぎた先で討たれるという歴史があり、少なくとも500年以上前からある道である事がわかります そして近世にはウォルター・ウェストンのほか芥川龍之介や高村光太郎も徳本峠を訪れています 〇上高地~徳本峠 のんびり歩いても3時間程度 特に危険個所はありませんが沢沿いの道は幅が狭いので慎重に 〇霞沢岳 霞沢岳への登山道は、ほぼ樹林帯の歩きです ・徳本峠~ジャンクションピーク 急登ですが九十九折になっているので、等高線の間隔の割に楽に思えました ・ジャンクションピーク~K1 ジャンクションピークから長く緩い下りが続き、小さなアップダウンを繰り返し進むと正面にK1が見えてきます。そこからK-1までは結構な急登となっており、このコースの山場と言えます ・K1~霞沢岳 アップダウンを繰り返しながら山頂まで魅惑の稜線歩き。登山道は崖沿いが多いので景色に見とれないように注意です ちなみに眺望は霞沢岳よりもK1、K2の方が優れています ・霞沢岳~徳本峠 ジャンクションピークまでの長い樹林帯の上りが地味にキツい 陽も高くなるにつれ気温も上り、水の消費も著しくなりますが、徳本峠まで水の補給はできないので水は余裕も持っていきましょう 自分は帰りのジャンクションピーク前で水が尽きてしまい、K1の上りよりもキツい思いをしました(TдT)
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