20160731 晴天・蜂刺され・右膝 楽しい焼岳

2年ぶりの焼岳登山でした。 前回は、上り・下りとも、体力的に十分に余裕を持って登ってきたと思ってましたが、かなり消耗と疲労がありました。ここ最近、体力的な衰えを実感してしまいます。 中尾温泉ルートの登山口は、駐車場には15台程度の自動車が停められます。ただし、天気が良いと早朝からいっぱいになってしまうため、早くに現地入りした方がいいです。 駐車場を出発して10分程度は、アスファルトの道を歩いて登山口まで移動。その途中で、ヒザ裏を鉢に刺されてしまいました(たぶんミツバチかな)。タイツ・下りとも、クライミングパンツの上から、刺されるとは全くの予想外でした。傷口をギュッと絞り出して、虫刺されを塗って、痛みと違和感を抱えながら登ってましたが、30分ほどで何ともなくなりました。 一度登ったことがあるため、心に余裕もあります。休憩ポイントを覚えており、林道歩きのうちは天気も良く、遠くの笠ヶ岳を眺めたり、滝やヒカリゴケなどを見ながら、ゆっくり登れました。疲労感はないです。 分岐を超えて、樹林帯を抜けると、一気に展望が開けます。天気が良かったおかげで、目指す山頂・上高地・穂高などなど周りがはっきり見えました。 ここからは、ガレ場所→岩場を超えて山頂へ。上高地側から登ってきた登山者さんたちが、たくさん居たおかげで、山頂も、その少し下の開けたところも、混雑していました。100人程度は居たと思います。 岩場のクライミング技術に慣れていない人は、山頂に至る、最後の岩場は十分に留意してください。とくに「下り」が危ないはずです。 【山頂での注意点】 *「焼岳山頂」って書かれた道標に触らないこと。(抜けます。倒れます。焦ります。) *噴火口を見に行く時は、くれぐれも足元を確認して、一人ずつ下って下さい。私は、すぐ近くで弁当を食べていましたが、噴火口を見に行った中年女性から、「あ゛ぁ～汗」って、声が聞こえた時は、マジで驚きました。 山頂にいると、下の方から雲が登ってきて、あっという間にガスの中に飲まれてしまいました。もっとのんびりしたかったのですが、やむなく下山しました。 下りは、ペースの遅い登山者さんのおかげで、30人程度の大渋滞を起こしてました。下りのペースは、人それぞれだと思いますが、私は、岩場をぴょんぴょん飛んで、猛スピードで下る性質のため、這うようにして岩場を行く人のペースで下ると、ブレーキの使いすぎのせいで、両膝に疲労が溜まって、その後にかなりの支障が出ます。 道中には、ちょっと立ち止まれば、待避ができるところはいくつもあるので、道を譲ってもらえるとありがたいです(今回はコレがマジでヒザ痛になった)。 そして、林道からは、大雨に打たれます(動画の最後を見てみて下さい)。林道の中だと、かなりの雨を防いでくれますが、雨脚が収まるまで、20分程度、大きな白樺の樹の下で雨宿りをしました。その後は、カッパを着て、さっさと下山してしまいました。 【今日の反省点】 *水はハイドレーション1.5L+ミニストップで買った500ml経口補水液で十分。次回からもコレでよし。 *暑い時は、沢の水で顔を洗ったり、３点クーリングをするとマジで気持ちいい。 *トレラン靴→いつもの登山靴に変更。やっぱりこの登山靴はベスト!! *行動食は、ドライフルーツ・ちーかま・カントリーマームで十分。 *5部袖で登ったら、日焼けした。長袖・汗ふきタオルと日焼け止めは必須。 *ムヒを持っててよかった。スズメバチでなく、ただの蜂で良かった。 *トイレがどこにもないので、駐車場より以前に必ず済ませておくこと。 *綺麗な動画が取れるカメラがほしい。 *やっぱり岩場のある山が楽しい。テンションが上がる。 追記: 下山後は、ちょっと遠回りをして、「ホテル焼岳」で温泉に入りました。 登山口からは、かなり離れたところにあります。 訪れて気づきましたが、一部「混浴あり」です。しかも、混浴露天風呂は、敷地外から丸見えです。 いろいろびっくりしましたが、いい温泉でした。過度な期待は禁物ですが、いい名所ですよ。